第17回統一地方選前半戦が終了しました。
東日本大震災を受けて、岩手県知事選と岩手、宮城、福島の3県議選、仙台市議選が特例法で延期されました。
また、千葉県浦安市では県議選の実施は困難として告示はされませんでしたが、17日告示の市議選は
予定どうり実施するという県と市の対立と混乱も招いています。
島根県知事選挙においては、溝口善兵衛氏が大差をつけて2期目の県政を担うことになりましたが、
投票率は過去最低を記録しました。(大田市の投票率48.04%)
震災の影響により選挙ムードは低調であったこと、また、県議選の無投票地区が多かったことで
有権者の関心が高まっていなかったためだと思われます。
しかしながら、同じ原発を有する県として、今後の危機管理を含めた諸問題の見直しと解決に向けて、また、
被災地の復興に向けての支援や、被災された皆様の受け入れ等の諸問題をいかに進めていくのかを見定めていく為には
大切な選挙であるべきだと思っていただけに投票率の低調さは残念です。
県議選においては、生越俊一氏と和田章一郎氏のお二人が1日に無投票により当選が確定いたしました。
統一地方選に際して、市民から皆様から様々な声を聞かせていただきました。
最も多かったのが「この疲弊感漂う大田市を何とかして欲しい」というご意見でした。
当然の事であると思いますし、この打開策として短期~長期の解決施策を持たなければなりません。
生越氏は約5年ぶりの政界復帰になります。もともと市議時代から県とは太いパイプをお持ちであり、
それを今でも繋ぎながら、諸活動を行ってこられました。
大田市の課題解決に向けて「県央の中核都市を目指し、希望と誇りをもって地域を守り、維持するために
定住対策に取り組む」という命題を掲げていらっしゃいます。
私も、課題解決の中~長期的なビジョンは人口減少問題解決への取組みだと思っています。
定住対策という大きなビジョンを持ち、それを推進する柱となる施策を打ち出しながら、島根県と大田市が
太いパイプで結ばれ、課題解決に向かうための一助となりたいと思っています。
知事、県議のご活躍を期待しております。
共に働く決意を新たに致しました。
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