あごう ひろゆきの「集志貫徹」 ブログ

生まれ育った「大田市」をこよなく愛し、責任世代の一人として、先頭に立ちがんばっています。皆様との意見交換の場です。

産業建設委員会 行政視察報告

2012年10月22日 21時18分32秒 | 想・有・独・言

10月18日(木)から20日(土)までの3日間の日程で産業建設委員会が行政視察に出かけました。

その報告を致します。

 

第1日目(10月18日)

飛行機、新幹線を乗り継ぎ、最終的にはジャンボタクシーで目的地の栃木県那須郡那珂川町に入りました。

視察目的は廃校になった空き校舎の産業面での利用策を学ぶ、と言うこと。

山間地で人口18,000人程の特に地場産業も持ち合わせていない小さな町が

地場の温泉水を利用してトラフグの養殖を廃校になった小学校を活用して行っています。 

 

  

 

取り組まれて3年目、出荷量は年15,000尾。出荷高は4~5千万円ということでした。

稚魚の購入額は1尾150円前後。1年間育てて成魚の価格は3,000円ほどになると言います。

まだまだ、研究の途中だと言うことですが、各メディアで取り上げられています。


次に訪れたのは、廃校になった中学校。

ここではグラウンドを活用して国産材製材工場が建設され、稼動しています。

3億7千万をかけて工場を整備、9人の新規雇用をされ、廃校になったこの中学校出身者もいるとのことです。

近い将来はバイオマス事業にも取り組む予定で、30人の新規雇用を見込んでいるとのことでした。

 


 

第2日目(10月19日)

ジャンボタクシーにて福島県白河市へ入りました。

視察目的は、大田市でも構想がある産業支援機構の取り組み。

白河市では、雇用機会の創出・確保、地域の特色を活かした地域経済の活性化及び自主財源確保の為には

企業誘致のみならず既存企業の振興を推進していくことが重要と位置づけて

市や商工会議所等が中心となり社団法人化した「産業サポート白河」を設立されました。

ここでは、既存企業に対する経営相談、人材確保・育成や企業間の取引斡旋、産学官連携、企業間交流の促進

または起業家支援等の事業を実施して、ものづくりを中心とした産業の振興を図ろうとされています。

 

 

 

産業サポート白河を視察後、近くにある平成3年に復元された小峰城を見学。

東北大震災により石垣10カ所が崩落下とのこと。復興には20億円の資金と7年の歳月がかかるそうです。 

 


 

第3日目(10月20日)

東京で開催されました「第7回東京大田市人会 総会・懇親会」に出席いたしました。

今田 潔会長による挨拶で幕を明け、来賓・参加者合わせて150人が旧交を温めました。

水上町出身の水田氏による相撲甚句ならぬオリジナルの石見銀山甚句でアトラクションが始まり

柳瀬の銭太鼓や東京石見神楽団の大蛇等が披露されました。

 

 

 


市人会の後は東京駅の目の前、丸ビルの「マルキューブ」で開催されている「石見銀山伝」に顔を出しました。

初日で約2千人あまりが足を止めたと言われてます。通行されて見られた人を含めるとかなりの人数になるでしょう。

この中から少しでも多くの方に石見銀山に立ち寄って欲しいものです。

  

 


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