京都検定合格めざして!

京都検定受検を口実に、京都のあちこちにいきます。2級は合格しました。v(^^)v

檀王法林寺

2024年12月11日 06時56分17秒 | 旅行

京都・岡崎のロームシアター京都(以前の京都会館ね♬)に、おとーさんと一緒にコンサートを聴きに行く途中

ふらっと入ってみた「だん王」

何度も何度もその前を通っているのですが、入るのは初めてです

何人かの観光客がおられるのが見えたので(海外からのお客さまでした

ついていったっていう感じ 

 

檀王法林寺、「だんおう」ではなく「だんのう」と読むそうです

 知らなかった・・・・

17世紀、人徳厚かった第2世住持の團王上人を人々が親しみをこめて「だんのうさん」と呼んだ、ということです

 

参道です

  

  

楼門です

  

仁王さんかと思ったら、4人いて、四天王立像でした

    

 

    

 

1750年建立の本堂

  

 

境内のイチョウの葉に日光があたり、輝いています

  

 

さて、参道にあったこれは何? 角がはえてるから、なにか架空の?

  

何も説明がなく、帰ってから調べてもわからず 

結局今回一番印象に残ったのはこの不思議な石像でした 

 

それにしても、先週の紅葉に続き、今週はイチョウを楽しむことができ、今年はラッキーでした 

 

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2024年の紅葉 その3 真如堂

2024年12月02日 09時56分11秒 | 旅行

今回最後の目的地 真如堂です 

 

  

 

984年、戒算上人が開創した天台宗のお寺です

正式には真正極楽寺といい、「ここが正真正銘の極楽の霊地」という意味をこめて名付けられたとのこと

 

ここは観光客が多いのですが、それでもまだ他の紅葉の名所に比べると、空いてるのだそうです

つまり、穴場ということ 

でも、紅葉の美しさはピカイチです 

 

真如堂までの道は狭く、大型バスは入れません 

門前のコインパーキングは15台だけ 

タクシーで来るか、徒歩8分の「錦林(きんりん)車庫前」のバス停から歩く(あるいは私たちのようにどっか遠いとこから歩いてくる)しかない

そういうアクセスの悪さも、「穴場」である理由の1つかもしれませんね

それにしても、境内で紅葉を見るだけなら無料 

境内への入場料がかかるお寺もたくさんあるなか、この美しさで無料で、ほんまにええのん?と言いたくなります 

 

 

実はね、おとーさんと48年前の紅葉の季節に来たことがあるのです 

授業のすきまにね 

私たちのほかにだーれもいなかった・・・・

こんなにきれいなのに、と信じられなかった

ほんとの穴場でした 

 

吉田山では少し曇っていたのですが、

真如堂ではうれしいことに夕日が射してきました 

では、その紅葉をご覧ください(11月30日撮影)

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

 

 御朱印をいただきました

 

  

 

このあと、「真如堂前」バス停へ

これはかなりの下り道なので、逆に上がるのは大変でしょう

 

大文字山の「大」の字が見えましたが・・・わかるかな

 

  

 

2時間たらず、急ぎ足の紅葉狩りでしたが、堪能しました 

  ・・・・土地勘がないとちょっと難しいかも ・・・・

今回もたくさんの写真を撮ってくれたおとーさん、ありがとう 

 

 

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2024年の紅葉 その2 吉田山

2024年12月01日 20時46分37秒 | 旅行

知恩寺を出て、吉田神社を目指します

そのために、京大を縦断 

構内は、土曜日ということもあって人影は少なく

紅葉もイチョウも美しく

 

  

 

  

 

  

 

  

さて、京大を出て、東へすぐのところに吉田山

吉田山は神楽岡とも呼ばれ、古くから山全体が聖地と崇められてきました

859年、平安京の守護神として吉田神社が創建されました

 

  

 

  

吉田山全体に、多くの摂社・末社があります

吉田山には、昔おとーさんと何回来たかわからんくらいですが、その歴史については今回初めて知ったことがたくさんありました

 

本宮です

 

  

 

  

そして、その前にある直来殿には、日本酒の樽が奉納されています

 

  

本宮の写真が控えめで、お酒の写真がしっかりあるところが、いかにもおとーさんらしくていいです 

 

以前はたしか本物の鹿がいましたが、今はこんな鹿になってます

 

  

 

絵馬は、場所柄「京大合格!」が多かったですが

吉田神社はアニメだかなんかの「聖地」らしく、その関係の絵馬も少なからずありました

しかもイラスト入り 

 

御朱印をいただきました

 

  

 

ここから南に行くと山蔭神社

 

  

料理飲食の神様です

京都の有名料理店の名前はもちろんのこと

清水市、旭川、愛知県半田、能代市の料亭などの組合の名前もありました 

 

 

山蔭神社の手前には、菓祖神社というのもあり、その名の通りお菓子の神様なのですが、

残念、夕方が迫っていてそちらへ寄っていく時間がない 

 

  

 

 

続いて、斎場所 大元宮 

 

  

 

   

1484年創建で、重要文化財です

形は八角形で、その後ろに(ここからは見えないけど)六角形の後房がついてます

全国3132柱の神々がまつられており、ここに参拝すると全国の神のご加護が授かれます 

年に何回かは内院の参拝ができるそうですよ

 

 

 

この他、たくさんの摂社末社を通り過ぎ・・・

吉田山を東側に下りたところに見つけたちいさなお寺

東北院(とうぼくいん)です

  

 

  

説明を読むと、もとはなんと1030年に道長の娘の彰子によって建造されたもの

和泉式部も住んでいたという・・・

その後火災などで移転を繰り返し、今の地に移ったのが1693年

その時、和泉式部ゆかりの白梅も移されたとのこと 

なんだか、いま大河ドラマでやってるそのままの世界ですね 

本当に生きて活躍した人たちなんだといういことを改めて感じました

 

近くのおうちの屋根の上には鍾馗さん

  

 

  

さて、このあたりから急に観光客が多くなりました 

みなさんのお目当ては?   

続きます・・・ 

 

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2024年の紅葉 その1 知恩寺

2024年12月01日 11時33分22秒 | 旅行

寒くなってきました

京都は紅葉にひかれて観光客でいっぱいらしい 

そんな時にわざわざ行くことないよね…と言いつつ

お天気もいいし・・・ちょっとのぞいてみよか・・・と結局おとーさんとでかけてみました 

急に思い立ってのことだから、出発も昼を過ぎてからなので

急がないと日が暮れてしまう 

 

出町柳までの電車の中で

「吉田山ならすいてそうや。でも、せっかく出町まで行くなら、叡電に乗るのもええなあ」

なんて話してたんですが、出町に着いて叡電の出町柳駅の「人の山」を見ると

叡電という選択肢はあっさりなくなりました 

 

さて、出町柳から10分ほど歩いて、知恩寺です

紅葉を見に、ではありませんが、お参りです

 

 

1175年に浄土宗を開いた法然上人は烏丸今出川あたりの功徳院を一時の住まいとして、念仏の教えを説いておられました

1222年、法然上人が亡くなったとき、弟子の源智上人は、法然の「恩を知る寺」として「知恩寺」と功徳院の名前を改めました

その後、寺の場所は何度も移動し、現在の地に移ったのは1662年のこと

境内の多くの堂宇が重要文化財です

 

総門(1662建立)

  

ここから御影堂に向かって参道が一直線にあります

広い境内では、毎月「手づくり市」が催されています

大盛況なんだそうですよ 

 

 

御影堂(1756年建立)

  

お堂の中に、大念珠が2連吊るされています

 

 

 

円周110メートル、重さ350キロ、珠の数1080顆という大きさ

よく見ると、珠1つ1つにびっしりと文字が書かれています(たぶんお経?)

 

 

ここ知恩寺は「百萬遍知恩寺」と呼ばれます

百万遍ってこのあたりの地名になってますね

なんで「百万遍」なのか、私も初めて聞いた小学生のころ「なんでや?」と思ったのですが

 

1331年、大地震から疫病も流行し、後醍醐天皇が悪疫退散祈願を知恩寺の空圓上人に命じます

空圓上人は七日七夜、お念仏を称え続け、その数は百万回にも及び、

そして悪疫は止みました 

後醍醐天皇は感激して、540顆の大念珠を贈られました

その後、「百萬遍知恩寺」と呼ばれるようになり

大勢の信徒で数珠を回す、大念珠繰りが今も行われています

 

 

御廟・念字門(1731年建立)

  

鳥居風の門は「念」の字を模しているそうです

 

 

鐘楼(1703年建立)

  

 

  

国内では珍しい朝鮮様式の梵鐘

瑞雲や仏が描かれています

 

 

阿弥陀経石(1714年建立)

 

 

阿弥陀経全文が彫られています

こういう石板は全国に3基しかないそうです

反対側には仏様?が彫られています

  

 

実は、紅葉も美しかった 

 

  

なにか催しをしていたのでもないので

私たちのほかにはほとんど参拝客はいなくて、おかげでゆっくりお参りできました

御朱印をいただきました

 

  

 

ここから吉田神社を目指します 

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お茶と宇治のまち 歴史公園

2024年05月07日 20時08分30秒 | 旅行

源氏物語ミュージアムを出て、

お昼ご飯を食べ(並ばずに食べられるところを探すのが大変だった)

「お茶と宇治のまち 歴史公園」 へ向かいます

ここの「茶づな」で「光る君へ 宇治 大河ドラマ展」を見るためですが、

その前に、外に面白いもの発見

 

  

 

  

茶畑があり、むしろが掛けてあります

ここは修景茶園で、宇治川の中州で営まれた茶園の景観を再現しています

今はもちろんむしろではなく、黒の化学繊維です

 

  

 

 

そして、宇治川太閤堤跡です

  

  

 

ここには、土地区画整理事業で、100戸の戸建て住宅と、マンション1棟(約100戸)が建つはずでした

ところが 

その事業で、平成19年、秀吉が伏見に水路と陸路を集約するために築いた堤防の護岸や石出しが発掘され

のちに国史跡に指定されることとなりました

発掘された遺構は保存のために埋め戻されましたが

その上にその護岸などを再現しています

なかなか大規模なものです

 

  

 

  

 

  

 

  

 

  

私は、暑いし、いっぱい歩いて疲れたしで、ベンチで休憩してましたが

おとーさんは興味があるとのことで、ぐるっと回って写真を撮ってくれました

 

 

で、そのあと「茶づな」へ

ここのミュージアムでは、茶摘みや抹茶づくりの体験ができます

 

  

 

これは、たぶん抹茶作りの体験中かと 

 

私たちはそちらではなく「光る君へ 宇治 大河ドラマ展  ~都のたつみ 道長が築いたまち~」を見てきました

 

  

平安貴族の人物相関図や、時代背景など、詳しく紹介されてました

みーんな藤原さんだから、わかりにくいもんね 

人物相関図の載ってるパンフレットもいただきました

 

  

 

  

これからはこれを参考にテレビを見よう 

また、ドラマで使用した衣装も展示されていて、どの場面で着用されたかも書いてありました

この展示は来年1月まで、今だけですよ~~

 

茶づなを出て、気が付いたのですが、すぐ横を走ってる京阪電車の架線柱も緑色やわ 

 

  

 

こちら、京阪宇治駅のホームから見た歴史公園の様子です

 

 

 

これで今回の宇治歩きはおしまい

ゴールデンウイークでどんなに混んでるかと思いましたが、それほどでもなくてよかったです 

でも、宇治川の対岸の平等院はいっぱいだったのかもしれないな 

 

 

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