マオイ山が緑になってきた。畑の草も伸びて緑の海となる。
プルーンと梨に白い花が咲いた。 山椒と桑はまだ寝ている。
気温の上がった土曜の日中、きたきた!来ました!!!
ポストの前に黒い紐がながなが~~~~と落ちている、、、、、
と思ったら、暖かい土の上でくつろいでいる青ダイショウ。
夫が棒でツンツンしても慌てて逃げるわけでもなく、、、、、、
すっかりくつろいでいるのは何なのよ。姿は見たくない。守り神はこれ見よがしに出て来て欲しくない!お願い!
夫はまた何やら思いついて、川から引いている水路の見直し工事に取りかかった。
リースで借りたユンボで(あそこをこうして、ああして、、)と思い描き着手した。
が、「ユンボが川の中で埋まった」と家に戻ってきた。
どれどれ、と見学に行く。川の中で片方のキャタピラーが外れてにっちもさっちもいかなくなっていた。
一応猫の手としてユンボ救出に関わってみたが、ジイとバアには無理、いくらお金かかってもプロに任せようよ。。。
その前に、もしもの時のオクノさん。オクノさんに電話する。「あそこをこうして、ああして、、それでもダメなら行くよ」
言われたとおりに夫がああして、こうして、、、あら!見事にキャタピラーが元通り!すごいね!さすがオクノさん!!!
その後「お前はトラクターで引け」と指示され、夫がユンボに乗り、「引け」という合図でトラクターをバックさせる。
ワイヤーでトラクターとつないだユンボはほんの10分ほどで何事もなかったように畑に戻ってきた。「おお!!!」
トラクターとユンボのからだを何度もポンポン叩いて「よくやった!がんばった!!」と健闘を讃えた。
しかし、夫は川の中でどこをどうしようと思っていたのか聞いてはいないが、、この体験こそがすることだった。
重たくてどうすることもできない、絶対無理と思ったことを解決出来た喜び。オクノさんのおかげだ。
こんな体験は滅多に出来ることじゃない。全身の細胞が一丸となる感覚。つくづく人生は面白すぎると感動する。