大きなかぶ農園の日々

じじとばばのゆるい暮らし

嵐去って田植え日より

2021年06月07日 06時31分47秒 | 日記

金曜日は大嵐だった。 
二階の窓から正面に見えるニセアカシア、横に栗、桑、 
奥に松の木や山桜。 そして母屋の横に楡。 
大風はニセアカシアを左右に大きく揺らしたかと思えば、 
少し間を置いて栗を、桑を、、、奥の大きな松の木は 
またいつかのように倒れるんじゃないかと思う程揺れている。 
こちら側の楡が指揮者のように大きく手を振り対面の大木と手前のイタドリや草たちと微細なコンタクトをする。 
(オーケストラみたいだな。。。)雨も加わって各々大風に葉を千切らせながら命がけの交響曲を奏でる。圧巻。 
 
翌日快晴。倉庫の屋根や、母屋の窓ガラスに打ち付けられて千切れ飛んだ葉っぱが乾いて綺麗に落ちた。 
近くの丘の上のN宅に配達に行くとまだ小さな白樺が倒れ込んで玄関に行く道を塞いでいた。 
この程度の被害か、と思ったら「見てよ!!」と奥さんに案内された裏庭の一番大きな白樺が根こそぎ倒れていた。 
さらに南側に植えてあるご自慢の立派な金鎖の木が金色の花房をつけたままなんとか踏ん張っていた。 
夜勤で留守のご主人に代わって奥さんが雨の中つっかえ棒を当て必死に倒れるのを食い止めた。 
読書が趣味、いつもひらひらゆらゆらしている奥さん(70歳)、やるときはやるもんだね!と健闘をたたえる。 
 
最近家の前の畑の一隅に小さな田んぼが出来て、土曜日は田植え。大人も子どももワイワイと田植えを楽しむ。 
あっという間に田植えは終わり夕陽が落ちる頃、気が付くと田んぼから蛙の大合唱が聞こえてきた。 
今年はウグイスが鳴かないな、、と思っていたら山の中から聞こえてきた。♪ケキョケキョ♪ まだ練習中だったのか。。。 

5/30代掻き風景6/6田植え

蛙大合唱♪きこえるかな?