17日木曜の最終便で夫が東京に発った。4泊5日留守。
週末土・日の天気予報は雪雪と表示されているが、
心は晴れ晴れ だ。
除雪が自分の肩に掛かっては来るが歩くとこだけするつもり。
木曜日は朝からウキウキ感が抑えても抑えきれない勢いで身体中から溢れ出ているようで、、
「俺がいないとそんなに嬉しいか」とニヤニヤ聞いてきた。「うん」と言ったら夫も嬉しそうだった。
自営業は夫婦常にがっぷり四つで朝から晩までつい仕事のことを考えてしまう。時々放れてガス抜きが必須。
「薪は切って玄関に積んである。新しい木と乾いてる木を組み合わせて燃やせ」(分ってるって、いつもやってる)
「ペレットは買ってある。倉庫の暖房の灯油も補充してある。」 夫もウキウキと出かける準備していたんだ。。。
夫がいない木曜夜。中国の若い女の子が美しい刺繍を刺す動画をテレビの大画面でなんの気兼ねもなしに観た。
使い込んだ木製の道具で布を張り、針を刺すまでの準備が延々と続くが興味津々で飽きずに観た。
いよいよ布に針を刺していく。針が布に刺さる音だけでどの位の強さで布が張られてあるかがリアルに伝わってくる。
静寂な画面に布を通る針の音だけが静かに響くのを退屈もせず聞いている。贅沢だ。。しあわせすぎる。。。。
一針一針気の遠くなるような作業が淡々と続き、少しづつ一枚の絵が浮き上がってきた。
48分にまとめられているが、実際にはどの位の日数が掛けられているのだろうか。。。。
この星にこんなことをしている人があちこちに隠れているのだろうな、、、、、、と深い静かな気持ちになった。
それにしても、、、、、あっという間に最後の夜だ。。またいつもの日常に戻る。