運河や田畑で休んでいた白鳥が北へ帰って行く。。。。
早いうちに段取りよく融雪剤を撒いた周りの農家の畑は 、黒々とした土の表面からほこほこと湯気が上がっている。
それを見て気分が上がった夫も雪の上から畑に米ぬかを撒く。
春先の強い風があっという間に雪を消した。
川沿いの畑はまだ雪の中で眠っているが、ドウドウと勢いよく流れる川の水を見ていると細胞が沸き立つ。
ぷっつりと卵を産まなくなっていた鶏達が数日前から産卵箱を覗くと毎日2個の卵が置いてある。どうした?春か。。一個(1羽)は近頃難産らしく、殻に数本のシワが刻まれている。 もうお婆さんだからね、、、無理しなくていいのに、、、、
10羽で暮らしていたあるとき誰かが卵をつついて食べて多分味を占めたのだろう、人間には回ってこなくなっていた。
その後いろいろな災難が続き、残された二羽はしばらく緊張した毎日を過ごしていたが、、忘れたのか?
美味しい産みたて卵の味も、いつまたクロが突然大きな身体で背中に乗りかかって来るかもしれない恐怖も、、、
忘れるって幸せなことだ。。。ひとがボケていくのも、もっとシアワセになるために用意された天からのギフトに違いない。。
荷物を届けてくれたゆうパックのいつものお兄さんに、「暖かくなったねーー!」と声を掛けたら
「今年は本当に大変でした。何回埋まったかしれません」と返事が返ってきた。
そうだよね、、、、今年は宅配便の運転手さんはどんなに大変だったことか、、
雪に埋まっている車両の荷物を別の車に乗せ替えているところを一度目撃したことがあったが、
そんなこと1度も言わず毎週当たり前のように荷物は届けられてきた。 プロの根性だな。全く頭がさがります。