大きなかぶ農園の日々

じじとばばのゆるい暮らし

たったそれだけ

2022年05月09日 08時16分00秒 | 日記

                        雉の散歩

栗5、梅3、銀杏1、胡桃1、グラックベリィ2、 
新しく開店した大型ホームセンターの苗木コーナーを 
ぶらぶらしていて、うっかり買ってしまった。 
ただでさえ忙しいこの時期に、なんでまた仕事増やすか、、、 
しかし、車の荷台に乗せると気持ちはワクワクとはずみウキウキとニヤニヤがこみ上げてくるのが抑えられず。 
家に帰ると早速畑の見取り図を広げる。どこに何を植えようか、、、 
栗は数年前に高知からわざわざ取り寄せて10本以上植えたが雪と鹿と草で次々に消えていった。 
一本だけ生き残り、それと合わせていつも見える場所に植えた。今度こそ正月に我が家の栗で栗きんとん。 
梅干しに胡桃もち、銀杏だらけの茶わん蒸し、、、、、、弾んで弾んで胸は張り裂けそうだ。 
石ころだらけの牧草畑にスコップで穴を掘るのは難儀だが、夫がその気になってユンボで穴を掘って各々の居場所を整える

。 
ちょうどうっかりやってきたM君、強制労働。大助かり。結構大掛かりにユンボと人と半日がかりで一件落着。 
ふと、冷静になって、、(栗の実、梅の実、イチョウの実、一体何年掛かって実になるんだ?生きているのか?我々) 
生きていたとして、落ちてる栗の実拾って集める力があるんかい?硬い皮むく気力が残っているんかい? 
ま、いいや、集めるのはリス。食べるのは鹿。じいさんばあさん残り物で充分だ。今日は今日の風に吹かれ、ずっとこうして生きてきた。いつものこと。 
明日のことは明日考える。ダメでもともと、やりたいことやりたいようにやって死ぬまで生きる。たったそれだけ。