5月末 町道のイタドリが2Ⅿ以上に伸びてすっかり我が家の目隠しになる。
庭の草も年々イネ科の草が減り三つ葉やハコベ、ミント類の大海原となり圧巻。つつじも咲いてきた。
刈らずに彼らが放出する柔らかなエネルギーを全身に浴びて一息つく。
猫のマルは時々まだ若いイネ科の草をクシャクシャと噛んで体調を整え、
犬のクロは自分の小屋の後ろに茂るヒレハリ草の森の中に勢いよく潜っては出てまた潜っては出て・・一人で遊ぶ。
ハウスの中に羽の後ろが少し千切れ、動かずにじっとしているアゲハ蝶を見つけた。
たまたま居合わせたO婦人が、小皿に水で薄めたはちみつをテイッシュペーパーに含ませてその上に蝶を乗せると長いストロー状の口を伸ばしてハチミツを吸い、あっけなく回復して飛び立って行った。
そのあとすぐに倉庫の入り口で仰向けにひっくり返って動けなくなったクワガタを見つけた。
蝶が生き返ったのならクワガタも、、とハチミツ水のテイッシュペーパー布団に寝かせて大人5人でじっと観察する。が、元気になったようなならないような・・・・
結局大きなかぶに置けば猫や犬のおもちゃになりかねない、と札幌のM君のマンションに一時避難となった。
「クワガタには樹液でしょ。はちみつは飲まないよ」と翌日来たツブちゃんがきっぱり言った。 そうか、、
かじられても転ばされても、植物も動物もイノチ・フル回転。