大きなかぶ農園の日々

じじとばばのゆるい暮らし

ニワトリ・ニワカラゴワ

2022年04月11日 07時24分30秒 | 日記

天気が良いが強い風が吹く。肌寒い毎日が続く。 
周りの農家の畑では大きなトラクターが動き始めた。 
家の前の町道もにわかに賑やかになる。 
 
金曜日の朝鶏小屋に行くと、2羽の鶏が5羽になっている。 
夫がはるか農園で廃鶏になるお婆さん鶏をもらってきたのだ。 
朝どこかに行って、、帰ってきたな、、と思ったら、、、その事を一言もいわない。 
ま、夫のいつものことだ、、 
鶏たちは小屋のあっちとこっちに3羽と2羽にはっきり分かれてお互いソワソワと落ち着かない様子だ。 
「とーちゃん、新入りの3羽にちゃんと挨拶するように言ったのかい?」「・・・・・・・」 
「2羽にも、新しいメンバーを面倒見てやってくれって言ってあるのかい?」「・・・・・・・」 
やっぱりだ。2個の卵が5個になる事だけニマニマ考えてうっかりもらってきたに違いない。。。 
その日の卵は1個だけ。いつも難産な彼女の卵はない。。。女は心の安定無しに卵産む気になんかなりませんよ。  
ま、男に分るはずもないだろうから、、責める気も起こらず。 
一夜開け鶏族の彼女たちはそれなりの調和で外で地面を蹴飛ばし合って虫を食べ草をつつき、雪解け水を飲み、 
完全自給生活。暗くなればさっさと小屋の止まり木で眠り、人間に依存することなく暮らしている。 
ひと族もあわてて種まきの準備をする。トマト、なす、ピーマン、レタス、、、ハヤクメヲダセカキノタネ、、とマジナイを唱える。 
そしてこのご時世”有れば食べるが無ければ食べず” と、どんな状況にも対応する心身にシフトする決心をする。 
「空腹の時に出るホルモンって美容にいいんだって」 食いしん坊でオシャレなKが教えてくれた。 
へえーーー!そりゃそうだ、食べてばかりいては臓器は休む暇が無くヘトヘトで老化・劣化・美貌は落下。。。 
”空腹は最髙の料理人”ともいわれる。毎日空腹を用意するだけである日気づけば若返っていましたとさ。。。か。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿