脱穀と並行し、なおちゃんの「畑で花育」が催された。
「植物は私達と同じく、生きています。植物を切るときには切っても良いですか?と心の中で聴いて下さい」
小さな子も大きな子も、お父さんお母さんも、ひとりひとりがその言葉を受け止めてから外に出る。
思い思いに畑や道端に散らばって植物と向き合う。
「子どもはひとりひとりみんな全く違う感性で表現するのよ」13歳から花の世界に入り花と共に生きてきたなおちゃんが言った。
ある子はじっと迷いながら枯れて下に落ちているものだけを選んで生けた。
「その子は「植物の命」を切るということがどういうことなのかを考えて考えてその選択をしたんだと思う」
良いとか悪いとかでは無く、正解もなく、間違いも無く、ひとつの表現の中に目には見えない心の世界が映し出される。
その一瞬一瞬の積み重ねで人の心が育っていくのだろう。
褒められたい、叱られたくない、みんなと違うと恥ずかしい、笑われたくない、、、の世界を飛び越え
素直に心のままに在ることを「楽しい」と感じられる人がいて、その人を「いいな」と感じられる人がいて、
双方が心地よい社会にはいったいどんな空気が漂うのだろうか。。。。
「花育」は子どもたちが未来社会を豊かに生きるパスポートになるのかもしれない。
ワクチンパスポートをもらっても真の心の解放は実現しないだろうが、花育パスポートなら可能性大だと思う。
写真は畑隊の名カメラマンのみなさん
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます