大きなかぶ農園の日々

じじとばばのゆるい暮らし

吹雪の贈り物

2022年02月07日 08時21分08秒 | 日記

日曜朝、久しぶりに雪。 
前日土曜日、快晴に誘われこれまた久しぶりに泊りがけで来たKと遊ぶ。 
何して遊ぶ、「毛糸持ってきた。何か編んであそぼ」 
そうして、Kは細い糸で小さな小物入れを編み、 
私は太い糸でザクザクと鉢植えのカランコエの鉢カバーを編みながら会わなかった数か月分の報告をしあった。 
団地の駐車場の雪かきを、両隣の若い人たちが朝遅い時間にぞんざいに終わらせてめいめい仕事に行くのを 
(しょうがないひとたちだな。。)と思っていた。別な棟の年配の男の人たちが早朝から念入りに除雪しているのが 
(アッチの棟はいいな)とまぶしい気持ちで見ていた。  が、ふと、自分がその棟にいたら同じように朝早くに起きて 
雪かきをしなければならない。と思ったとたん、自分の棟の若い人たちに対する気持ちが和らいだ、と言った。 
 空港の駐車場に車を入れて東京に行き、帰ってきたがどこに置いたかわからなくなる。AかBと思っていたらCだった。 
泣きそうになった。スーパーの駐車場しかり、どこに行ってもそんなことだらけ。とゲラゲラ笑った。 
そんなことなら私だって!空港の駐車場事件はいくらでもある。 
ライトつけっぱなしでバッテリー上がってロードサービスにSOS。待って待ってようやく「どこにいますか?」と 
電話をもらうがお互い出会えない。Aにいます。と言っていたが自分は反対側のBに駐車していた。。。。 
駐車券が無い!風で飛んだかとあちこち地面も探すが無い。係の人に入った時間をカメラで確認してもらってやっと 
出れた。家に帰ると目の前の車のポケットに駐車券が裏側の黒い方をこちらにして「ばーか」と笑っていた。。。。 
東京の地下鉄いくつか乗り継いで目的地で降りようとするとゲートが開かず、スイカを駅員さんに見せると 
どこかの駅でどうしたこうしたで、その駅で何をしたのか思い出せと言われる。が、見当もつかない。 
若い男性職員はまるで田舎の爺さんと婆さんが不正な乗車をしたかのような口ぶりで、思い出せの一点張りだった。 
全くラチが明かず、あきれたようにスイカを正常に戻してもらい解放された。何があったのか未だよく解らず。 
ほんとに全く、こんな事あんなことあるけれど、この頃は全く落ち込みもせず、それさえすぐ忘れ今日を生きている。 
と、ゲラゲラ笑って、一つ話すとまたいくらでも思い出す失敗を飽きるまで報告し合い、温泉入って夕飯バクバク食べてさっさと寝た。

快晴に誘われ思わず来たが翌日の日曜は大雪。Kが自宅に帰って雪かきを終え疲れて一眠りして目が覚めた頃だろうという時間に電話をした。

吹雪いて前が見えずまだ除雪も入らないザクザクの国道を命がけで運転し札幌の団地の駐車場に積もった50センチの雪かきを2時間かけて終えるも爽快で疲れ知らずだった。

「69の自分の心身はまだまだ元気だワ」と、それを確認できたことの方が嬉しくてたまらないはしゃぎようだった。

「ほんとだね!」とKの喜びに身体ごと共感共鳴した。 

 


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