ズッキーニとすべりひゆ
7/23
7月最終週 早過ぎる・・・・・
第1週に子供の保育園時代のママ友3人を迎え、2泊3日を共に過ごした後は、丸々2週ヘトヘトに疲れ切ってぐだぐだした。
20年ぶり。ヨーコ67 ユミ69 チエコ74。 ひわ67。
7/8日昼前、空港の到着口で待っていると車椅子に乗った人が手を振る。
(あれ?チエサンだ、どした?)
朝出がけに靴を履こうとして足の指がギクッとなり痛む足を二人の的確な応急処置と
羽田空港からの車椅子対応で痛みはひどくならず「くじいたかな?」とにこにこしている。
今回はひわに会うのが目的だから観光はしなくていいから と言われていたが
せっかくだしと近場を案内するつもりでいたのも(無理だな)と内心ホッとする。
帰り道千歳のサユリさんの店に行って昼ご飯。
「これが飲みたかった!」まずはサッポロクラッシックの生をグビグビ飲んだ。(ゲ、元気すぎる・・・)
ビールで腹が膨らみ頼んだパスタは半分残した。(なんだ、、順調に胃袋は老いている、、、ひひひ)
家に着くと早速荷物を開けて3人3様の面白可笑しいお土産を差し出され、うやうやしく受け取る。
自称演歌歌手のチエサンのお土産はエプロンドレス。幅の広い真っ白なレースの肩紐が付いている。
「かわいいもの着ないとね」「えーーーーー!こんなの着れない!何時どこで着るのよ!!!」
と言いながら、いつものクタクタのモンペの上から着てみたら思いのほか似合った。あら、いいでしょ。。
ヨーコの土産の黒い洒落た帽子をかぶり、ユミサンがくれた濡らすと冷え冷えになる魔法の布を首に巻き、
キャリーバックのなかでちょっと潰れたバームクーヘンを皿に載せて小脇に抱えて立てば、
どういうわけか、老けてはいるが遠目に見れば機内食サービスのキャビンアテンダントに変身した。
三人三様の全くバラバラに選んだ物が見事に調和したことに一同大真面目に感動した。そして大爆笑。
20年の時を埋めるかの様に喋って喋って笑って泣いた。子育て真っ最中、様々な状況を抱えながらも
一人一人がその事と向き合って超えてきた若い時期の諸々を、そんなことがあったの!
とお互い今だから言える。今更言う必要の無い、わざわざ聞く必要の無い事だって山のようにあるだろう。
生きることに精一杯でいちいち誰かに事細かく愚痴っている暇なんか無かったって事だな。
ホントに色々あったけど今なら笑い話。
その子どもたちも皆40を過ぎ、ケイタイの中のそれぞれの家族写真を見せ合いながら
保育園児のままの面影をどこかに残し、そしてそのまた子の中に彼らの面影が見えることに感慨も無量。
当時離婚して二人の子供を抱えてフルタイムで仕事をしていた時期、ほぼ毎日誰かの家に集合しご飯を食べた。
休日は海にも行った。山にも行った。。。らしいが、、覚えていない、でも、しかし、みんながいたから生きてこれた。
2日間、朝4時には目が覚め、そこから一日中喋りが止まらない。 もうくたくた・・・・・
ようやく体力がもどってきた。
※1週間後、チエサンの足の指は折れていたと報告が来た。病院で全治6週間の診断。
観光はしなくていいって事だったのに、「支笏湖行きたい!」「ボールパークでビールのみたい!」
って散々歩き回って、その落ちだった。
37年前?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます