土曜日、豆の選別にKちゃんMくんが来てくれる。
ストーブの前で寝ていたマルに猫アレルギーのKちゃんは触れない。マスクをして自己防衛。
「ごめんねーマル、撫でてあげられない」
するとマルが玄関のドアの前に進み、じっと外を見る。「マル外に出たいの?」
ドアを開けたらサササっと一目散に雪の中に走って行った。
「!!!!?」思わず三人で顔見合わせる。
豆が一段落して夕方風も出て来た。
「荒れないうちに帰らないと、、」二人が帰り支度を始めたとき、玄関のドアをマルがトントンと叩いている。
ドアを開けると悠々と入ってきた。 また三人で顔見合わせる。
翌日の日曜日、久しぶりに来たBちゃんにその話をすると、毎晩一緒に寝ている愛犬が最近寄ってこない。
「わたしが恋をしてその人のことばかり考えるようになって、、それからなの」と言った。
わかるよ愛犬の気持ち。痛いほど分かる。
もう自分がいなくてもBちゃんは大丈夫、おもいきり幸せになってね、全力で応援するよ。
Bちゃんは50を過ぎて生れて初めて人をこんなにも好きになった自分に驚きその自分に泣いている。
さらに今年は家の周りに来る鳥の種類が格段に増えたという。カササギまで来る。
カササギって何?としらべたら【中国では恋愛・結婚・子宝・仕事・金運アップ】とマルチの幸運のシンボルとある。
彼女の恋をカササギも応援している。
「うんうん!大きなかぶにも今まで見たこと無い小さな鳥が色々来るようになった!」と話し始めたとき、
すでに暗くなった窓の外で突然”チチチ♪チチチ”と音がする。ねずみか?
ちがった。小さな鳥が窓辺を左右に行ったり来たりしてこちらに合図を送るかのようにさえずっているのだ。
思わず二人で顔見合わせる。
宇宙銀河の波の変化とともに地球人類と犬猫鳥類、融合統合に向かうか。
大谷君の契約金後払いニュースも「そうだね、それでいい、それがいい、」と無条件に拍手喝采。
頭が損得勘定パチパチする前に、細胞が真の幸福に向って舵をとり、古い意識を脱ぎ捨てていく。
実際問題、うんこの中身は60%が水分、20-30%が古い細胞で10-15%は腸内細菌の死骸だそうだ。
食べかすは5%前後だという。
身体は日々一瞬一瞬、着々と生まれ変わっている。観念を手放さない古い脳だけがおいてけぼり。
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