退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#769:The Eagle Hunters、映画

2016-11-23 23:08:44 | アメリカ便り
明日はサンクスギビングデイ。
収穫に感謝する日です。
日本版豊穣祭とでもいいましょうか。

アメリカではクリスマスよりも大きなホリデイだそうで、家族が一挙に集まって、飲めや食えやの宴を開きます。
私の家でも毎年人が集まって大きなターキー(七面鳥)を囲みます。
そうです、サンクスギビングデイといえば定番の料理があります。
ターキー、スタッフィング(ターキーの腹の中に入れて一緒にオーブンでローストする細かく切った乾燥パンで、みじん切りのたまねぎ、セロリなどが入っています)、クランベリーソース(といってもジェリーみたいなもの)、マッシュポテト、スイートポテトキャセロール、グリーンビーンズ(クリームソースと一緒に煮たもの)、パンプキンパイ。
なんてものが定番です。
もちろん、日本人の私のサンクスギビングデイはそれだけでは始まらないし終わらない。
数々のアッペタイザー(どういうわけか餃子も作ります。評判がいいので)、とデザート。
そして、重い思いをして日本から持ち帰ってきたんニッカウヰスキー。
今日はデザートを作ったので、明日は掃除と本番料理です。

こんばんは久しぶりに一家4人食事をして映画。
食事はメキシカン。
おいしいところだったのですが、今日はどういうわけかまずかった。
なんかやけに甘い。
おまけに私が頼んだモヒト(アルコールドリンク)もいっぺんに糖尿病になりそうに超甘い。
しばらくは水を入れて薄めながら何とか飲んでいたけど、一杯1000円も払ってこんなまずいのを飲んでいるのが頭にきて、“お食事いかがでしょうか?”とたずねに来たマネージャーに、“甘すぎです”といったら作り直してくれた。
でも作り直してくれたモヒト、これまたクラブソーダの味ばかりしてまずく半分ほどでやめました。
私はモヒトにはちょっとうるさいので。

映画は娘の選択。
本当によい映画というかドキュメンタリー。
カザキスタンに住むイーグルハンター(鷹狩り人)のお話。
イーグルハンターという男世界の中に13歳の女の子が挑戦する姿を描いています。
内容そのものもすばらしいものでしたが、航空写真で撮影されたシーン、モンゴル近く自然のすばらしさにも見せられました。
イーグルハンターになりたいという13歳の娘を理解し素質を伸ばしてくれた親の愛情には頭が下がる思いがしました。
普通の親だったら“男社会だからだめ”と単純に反対するだろうに。
13歳の女の子の自分にリミテーションを課さず、何事にも挑戦するという気持ちは見習いたいです。
超お勧めの映画です。

ハブグレジュンタのマミー