退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#927:私ごとですが。

2017-10-16 08:03:49 | アメリカ便り
この2日間で母の状態がより悪くなったようです。
時々意識の混濁が起きてる感じで、作り事を言っています。
肝臓への転移癌が周りの臓器器官を圧迫している感覚があるそうです。
昨日から血中酸素が93となっていたので酸素の供給も始まりました。
そのおかげで酸素が97となり、呼吸が少し楽になったようです。
食"欲”は相変わらずありますが、機械的に食べ物を口に突っ込んでいる感じがします。
尿の色が濃い赤茶けてきた感じ、便はあまり出ていません。
肝臓が大分悪くなってきているようです。
このままだとさらに意識混濁が悪化するでしょう。

私は"後悔しないので”と書きましたが、今、結構後悔しています。
それは去年春に大腸ガンがわかった段階で、"手術をしておけばよかったかな〜”ということです。
でも以前も言ったように、母は10年くらい前から心臓に問題を抱えていました。
それが命取りとなると確信していましたが、癌が命取りとなるようです。
癌に対して考えは人それぞれ。
私のように、90歳間近ではガンの進行も遅いだろうから、ほっといても2、3年は大丈夫なんていう人もいれば、ジュディーのように90歳でも、なおさらに治療法を求めている人もいる。
ジュディーの母親も今のところ良い治療法が見つからず、対処療法しかしていないので、脊髄に転移癌が見つかった今、どのような治療をしていくか。
歳をとった両親の余命というのは医療技術以上に、私のような身内が決定権を持っている。
その責任は重大。
しかし、10年間、数知れない太平洋横断をして母を支えてきた娘の私しか、その責任はを果たすことができなかった今、おこがましく聞こえますが、私の決断は正しかったと思うしかない。
よね、、、、

ハブグレジュンタのマミー