退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1721: 日本 Vs. アメリカ 勤労者の心構え

2022-07-30 06:26:31 | アメリカ便り

おはようございます。

今日は久しぶりに青空が広がっています。

冷暖房装置の入れ替え日ですが、未だ何時ぐらいになるかを言ってこないそうです。

アメリカでは絶対家を建てたりはしない、と私の理由がこういうところにあるんですよ。

信頼できないのです、アメリカのワーカー(労働者)は。

もちろん全員が全員とは言いませんよ、例外的に約束を守り良い仕事をしてくれる人もいます。

でもまずは仕事を頼んだ場合、身構えていた方が良いです。

電話をかけて仕事を引き受けてくれるかどうかを聞くと、簡単なあまり金になりそうにない仕事だったら断られることが多い。

断れられなかったとしても、実際約束の時間に来てくれるかこれまたわからないし、勝手にキャンセルされることもある。

仕事を始めたとしても時間的、内容的に満足出来る仕事をしてもらえたら非常にラッキーと思わなくてはいけない。

個人の家の仕事でこんな感じだから、大きな仕事やら公共施設での仕事ったら手抜きこそしないだろうけど、時間的には非常にルーズになるだろう。

つまり❝なまける❞のである。

雨が降ったら仕事やめ、コーヒーブレイク、ランチブレイク、またまたコーヒーブレイク、喫煙ブレイク、携帯ブレイクなどなど。

高速道路工事の人達を見ているとこういったことが明確に観察できます。

コーヒーカップを片手に持って、もう片一方の手にはスコップなんていうのもいます。

1人が穴を掘って、その周りを3人ぐらいが好き勝手な格好をしてみている、なんていうシーンも見られます。

道路工事現場に行くとアメリカのワーカーの姿が大変良く観察できますよ。

個人の家なんか建てようと思ったら何か月(年?)かかるか。

その点、日本の労働者はすごいです。

実家の近くが住宅地に変わったのですが、その家々の建つスピードと言ったらすごいです。

まず土日がないし雨が降ろうが暗くなろうが、とにかく働き続けている。

❝早く新しい家に住まわせてあげたいな~❞と言う意気込みが働いている人達から伝わってくるような働き方である。

❝アメリカ人の働きっぷりとは大違い❞と感じるばかり。

やはり日本人は素晴らしい。

❝ホテル❞でのワーカーの働きっぷりもアメリカと日本じゃ大違い。

今まで多くのアメリカのホテルを利用してきましたが、❝また泊ってやろう❞と思ったホテルなんてまずないですね。

よほどお高いホテルは別なんでしょうが、そんなホテルは勿論泊まったことがない。

ふつうのホリデイインやらマリオットでこうですから。

❝これっきり、これっきり❞と歌の文句のようなホテルばかり。

❝愛想、思いやり❞なんていう接客態度がゼロと言うか、❝そんなことしなくちゃいけないの?❞とでも思っているんでしょうね。

機敏性ゼロ、つまり頭が悪い、のったりくったりなんです。

たまに動作の素早いフロントがいると、驚かされます。

私は性格が❝竹を割ったような性格❞、つまりのったりくらりが嫌な性格(どおりで主人に対して頭にくることが多いはずだ)なので、機敏性がどんな職業にも大事と思っている。

その点日本のホテルマン達は素晴らしい。

機敏性、サービスに優れている。

いや、そういった機能がもう日本人の遺伝子に組み込まれているのだと思う。

だから特別注意を払わなくても自然にそういった行動が出てくるのだと思う。

日本に帰りた~い。

安芸の宮島

アオサをとっている人

ハブグレジュンタのマミー