退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#2020: 自己責任文化 Vs . 責任転換文化

2023-09-20 07:47:48 | アメリカ便り

おはようございます。

昨日は朝早くから(なんせ寝れないので)庭の木を大分すっきりさせました。

ちょっとすっきりさせた気もありますが、なんせ空き家にしておくため隣に家に倒れたりしたら困るので。

70才近い老婆が電気のこぎりをもって梯子に上り頑張りました。

❝まだいけるな~❞、と自信が持てました。

11時ごろから峠を通って小樽の母の知人のところに行こうと思った矢先、雷と雨。

電話をかけて中止。

山に囲まれたこの地域は天気がころころ変わるんです。

今朝は良い天気なんですが、また2,3時間したらどうなるか。

と言うことで昨日は近くで買い物デイとしました。

まずは眼鏡屋に行って新たな遠近両用を注文。

今のめがねは2年ぐらい使っていますが、老眼が進んで見づらくなったので。

私は超ど近眼なのでアメリカで注文すると安全性のためということで、ビール瓶の底のようなレンズとなるんですよ。

だからメガネは日本で買ってます、安いしね。

こんな眼鏡一つにしてもアメリカの国民性というものを垣間見ることができます。。

自己責任を重視する日本 Vs. 責任転換するアメリカ。

つまり、次のようなシチュエーションが考えられます。

アメリカで日本のような薄いレンズが使用可能になり、それが割れて顔にけがをする、または目が見えなくなるなんてことになるとします。

アメリカ人はきっと、❝レンズが薄すぎたからこうなったんだ、レンズのせいだ、レンズを作った会社のせいだ、いやこんなレンズの使用を許可した国のせいだ❞となるんですよ。

日本人だったら、❝あ~失敗した、壊れちゃった❞と自己責任で終わりますよね。

誰かのせいにしようなんて少しも思わないでしょう。

アメリカはすぐ他人のせいにすることを考えるんですよ。

だから弁護士が多いのです、その数2021年で約130万人で国民約250人に一人の割合だそうです。

ちなみに日本の弁護士数は2021年には約43000人だったそうです(アメリカの約10分の1)

2006年にはその数約22000でした。

日本もアメリカ人的に物事を考える人(責任転換と大金目当て)が多くなってきてるんですね。

と言うことで、❝もし、、、、、❞を常に考えなければいけないアメリカ文化なんですが、その❝もしを考えない❞アメリカ人の主人を持つ私は時々ハラハラしております。

アメリカに来る前に読んだ❝アメリカ旅行❞的本には、❝アメリカではすぐ謝るな❞、と学びました。

これはたとえ自分が悪いのが明らかなときでも。

謝った段階で自分が悪いことを認めることとなるんです。

そうなると、後々が大変なんですよ。

ハブグレジュンタのマミー