退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#`1044: 平和ボケ

2024-01-09 03:00:40 | アメリカ便り
おはようございます。
アメリカ中西部1月8日朝10時50分です。
気温は0度、でも鳥の餌場は相変わらずにぎわっています。
温水設備の整った鳥の水飲み場では、お風呂に入って行く鳥もいます。
足元には相変わらずジュンちゃんキキちゃんたちがのんびり、思い思いに寝っ転がっています。
今週末は非常に寒くなるそうですが、延び延びになっていた大晦日のパーティは今週末の予定。
昨日は息子一家が夕食にやってきました。
嫁の誕生日のお祝いもかねていたので、嫁に❝何食べたい❞と聞いたら❞クラブケーキ❞。
と言うことで、スーパーでカニ3パウンドを買って来て、昨日の朝、2時間近くかけて身を取りました。
クラブケーキそのものは簡単なんですが、みっこを取り出すのに時間がかかる。
でもおいしいと言って食べてくれました。

能登半島では余震が続いている状態だそうです。
寒い中、避難所に滞在を余儀なくされている方、家族を亡くされた方、家族が行方不明の方、自衛隊を含めた多くの救助関係者たちには❝頑張って❞と言う言葉しか出てきません。
そんな中、今朝のニュースでは岸田(ひょっとして日本国の首相ですよね、この人)、が経済界主催の3つの新年会に掛け持ちで出席したそうな。
暮れには政治資金パーティーやら新年会は自粛するよう発言していた張本人が、1日に3つに経団連関係の新年会に出席とは。
おまけにテレビ番組に出て時折笑顔を見せながら次期総裁選への抱負を語ったり、と寒い避難所で昼夜を過ごしている方もいる、家屋の下敷きにになっている大勢の方たちもいる、重機がない中、人力で下敷きになっている人たちを探している救助隊の人達がいる中でですよ。
何考えてるんだ、この男は。
避難所となっている珠洲市のある老人施設では❝食料が欲しい❞と訴えているそうな。
外国からの援助を断っているが、重機も入らない場所を捜索するんだったら人力に頼るしかないと思うんだけど。
と言っても、あの山本O郎のようなアホには金を出しても来ては欲しくないけど。
昨日は124時間ぶりで79才の人が助け出されると言う本当にうれしいニュースが出てきましたが、今朝はもう雪に鴨まれた能登半島。
ますます生存者が見つかるのは難しい状態となってきました。

自分の政治生命しか眼中にない首相、初期判断を大きく間違っていたと思います。
でもそんなに政治生命を考えているんだったら、新年会に掛け持ちで出たり、テレビで笑顔を見せたりと言ったバカな行動をしないと思うんだけど。
ヤッパリ、馬鹿なんでしょう。
そして日航機の件。
平和ボケ日本人がここまで来たとは、究極な平和ボケです。
何かって、今話題の❝ペットを助けろ❞ですよ。
これは❝戦争になったら降伏しろ❞と同じぐらいの究極の平和ボケと思います。
人間の命が助かったから、ペットも助けろだって。
ペットを助けるために時間を使わなかったから400人近い人間を助けたことができた、と考えないんでしょうかね。
もし、もし仮に小型犬なんかが客室に同伴できるようになったからと言って、❝荷物を持たないでください❞、と声をからして叫んでいるCAを無視して犬猫の入ったケージを抱いて狭い通路を通ってシューターから逃げるんですか?!
人命重視の一秒を争う時にそれをやるんですか?、できるんですか?
非常に稀な飛行機事故 (2千4百万時間飛行で6.87件/100000飛行件数、そして死者が出る事故:1.19件/100000飛行件数)を予測して、犬猫を客室に入れろ!、とは。
私はそんなことになったらものすごくうれしいですが、常識がある私はそんなこと考えもしませんよ。
シカゴから東京まで13時間犬猫アレルギーの子、考えたらわかることです。
そのほか犬猫嫌い、恐怖を持っている人達には楽しいはずの飛行機旅が恐怖の旅となります。
それでも0.00000何パーセントの確率で起きる事故を想定して犬猫をキャビンに入れたいんでしょうか?
鳥や蛇、娘のようにモルモットをペットにしている人達から文句が来るでしょうね、❝俺のペットも客室入れないのは差別だ!❞って。
あ~、人間の欲望は限りない。

ハブグレジュンタのマミー