退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1046: アメリカの商売は ぼったくり

2024-01-16 05:34:26 | アメリカ便り
おはようございます。
昨日は-22‘Cまで下がりました。
予想されていた雪こそぱらつく程度でしたが、❝さむー❞、北海道弁で言うと、❝しばれるべさ❞、でした。
こんな寒い時はジュンちゃんキキちゃんの散歩も最小限にすませないと、舗装道路を歩く肉球が凍り付きそう。
鳥は野外の水飲み場が氷っていると見えて、我が家のヒーターの付いた水飲み場の水をかえると、どこで見ていたか知らないけどすぐさま飛んできて水をごくごくと飲んでいます。
今朝は5羽のイースタンブルーバードがすぐさま飛んできました。
このヒーター付きの水飲みは隣人キャシーが10年以上前にガレージセールで買ってきた物。
重宝しています。
餌も年金生活者の年金を工面して買ってきているヒマワリの種を遠慮もなくむさぼっています。
鶴の恩返しのように、いつか我が家にやってくる鳥たちも恩返ししてくれるでしょうかね。
娘夫婦がついに猫を飼い始めました。
娘としては犬の方が良かったんだろうけど、犬は猫の10倍は大変。
この猫、イタリア系のダンナが付けた名前で勿論イタリアの名前。
レオだそうです。
生後11週間でペットファインダーと言う、ペットを探している人とレスキュー動物をくっつけるサイトから見つけたそうです。
ほぼ毎日フェイスタイムでレオちゃんを見せてくれますが、最初の4日ほどは、❝面倒くさい、大変だ、お母さん、もらってくれる?❞なんて言ってましたが、1週間たってようやく慣れてきたようです。
自分以外の生き物の面倒を見ないといけないと言うこと、まして相手は面倒を見てくれる人がいないと死ぬだけと言うペット、根性をすえてやらなきゃペットがかわいそう。
かわいいだけじゃダメなんです、責任感が必要なんです。
今のところ夫婦でかわいがっているようなので安心。
心配は旦那が猫アレルギーだそうです。
でもレオちゃんは人間が好きなようで常に夫婦にくっついていると言う、私から見ればなんと理想的な猫なんだ、なんですが。
家の生き物、6歳児キキちゃんは精神年齢、肉体年齢が未だパピー。
10歳児ジュンちゃんは関節炎で動きが非常に鈍くなってきました。
昨日テレビを見ていたら犬の関節炎治療薬の宣伝をしていて、1か月1回の注射薬があるそうです。
初めて聞きましたが、来月チェックアップなので先生に聞いてみます。
ちなみに今までお世話になった獣医さんが昨年終わりに退職したので、先月新しいところを試してみましたが、❝どうもね~❞。
と言うことで、息子が行く獣医さんに連れて行くつもりです。
昨今、獣医界隈でもインフレがすごく、1回2匹だとチェックアップに予防注射血液検査で6万円はとられます。
こちらは人間の医療費だけでなくペットの医療費も高い。
いや、なんでも高い!、の一言。
だから、去年の報告では60%のアメリカ国民はその日暮らしで、57%の国民は1000ドルの急な入用が出たら払えない。
でもよくよく考えたらアメリカってカネの価値ってあるようでないようなもんです。
以前何度も登場しましたが、主人の小指のとげ除去と薬指のあずき大の塊除去で請求されたのは250万円(1ドル100円換算で)でした。
❝取れるだけ取ってやれ!!❞、と言う根性が丸見えの請求額。
保険会社と病院の契約により最終的に請求額がいくらだったかは知りませんが、保険会社が払った後主人は1500ドルぐらい払いました。
以前飼っていた犬が7歳ぐらいから心臓専門医にかかっていたけど、そこも❝専門医だからぼった食っても良いんだも~ん❞てな感じでした。
こちらが何も知らないと思って半年に1回(のちに3か月に1回)の検査が700ドル。
それもドアの向こう側に連れて行って検査が終わって出てきたら、❝ハイ、700ドル❞ってな感じ。
薬代はどんどん追加され、月250ドル。
電化製品の取り付けだって良いように請求されるし、いつやって来るのかわからず、仕事を休んでひたすら家で待っていなくてはいけない。

アメリカの商売ってこのように人質感覚、つまり❝こっち側は選択できない、言うことを聞くしかない❞的なんですよね。
私は日本ではそういう目に遭ったことがなかったんですが、一度だけ5,6年前になるでしょうか、シャワーの蛇口から水がぽたぽた落ちて来て止まらなかったんですよ。
分解してみたら多分、ウオッシャーと言うんでしょうか、リング状のゴムが切れていたんですよ。
トイレ便座からも水がぽたぽたしていたので隣の人に聞いて修繕屋の名前をもらったんです。
全国展開のクOOO と言う会社の人がすぐ来て直したんですが、私がいくら❝これってゴムのリングを変えるだけでいいんじゃないですか?❞、と言っても❝これはあーでかんでなんとかで、すべて変えないとダメ❞、の一点張り。
この強い❓、私はそれに負けてしまい、10円ぐらいのゴムのリングが6万円のシャワーと早変わり。
トイレのことも聞いてみたらこれも、❝全部変えないとお尻が感電しますよ!!❞、この時さすがおかしいと思いトイレは替えませんでしたが、変えていたら20, 30万円はとられていたでしょう。
トイレについていたTOTOの電話番号に電話して修理屋さんに来てもらったら、中に入っているチューブを取り替え、2万円もしなかった。
TOTOの修理屋さんに❝お尻感電❞を言ったら、馬鹿にされたような笑いで帰っていきました。
ちなみに昨今のトイレ、中はコンピューターなみに複雑でした。
以上、年寄り相手の詐欺が横行していますが皆さんもご注意。
ハブグレジュンタのマミー