退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#187: 息子は、ゴキブリと伴に帰ってきました。

2013-12-19 23:06:31 | アメリカ便り
#186の訂正です。
"感情”と書きましたが、どちらかといえば、“心理”の方が正しいと思います。

心理といえば、以前、こちらで医学部に進みたい人は、MCATというアメリカ全国で行われる共通試験を受けなければならないと言いましたよね。
いままでの試験科目に加えて、2015年度から、社会学と心理学が加わるそうです。
患者の心理状態をより理解することが、より良い医者になるため、より良い治療を行う為に必要だと判断された結果なのでは。

医者を目指すといっているわが息子、2014年中にMCATを受けたほうが良いと思うけど。

月曜日に、無事大学を卒業して(まだ卒業表彰を貰ってませんが)息子が帰ってきました。
部屋の中は、いっぺんにゴミ箱と化しました。
おまけに、なんとゴキブリも2匹見つけました。
大学で、男3人で住んでいた家。
病気にならないのが不思議なくらいの汚さでしたから、ゴキブリがいて当たり前。
引越し荷物の中に入ってきたんでしょう。

今日は、クリスマスの装いをしたハブちゃんと、癌センターボランティアーをしてきました。
写真は、去年のですが、毎年同じです。





今日は短く、終わりです。

ハブグレのマミー


#187: “癌と戦うな”について

2013-12-17 23:23:49 | アメリカ便り
成田を発つ前にいつものように、空港で週刊新潮と文春を買いました。
布団の中で読むのにはもってこいの雑誌です。
というのは、中身はもちろん私向けなのですが、物理的な理由があるからです。
1ページ1ページが結構読みごたいがあるので、チョコチョコページをめくらなくても良いので、布団の中という“不精環境”にあっているのです。

昨晩、どっちの雑誌だったか忘れたけど、“癌と戦うな”を書いた人と、それに反論する人の意見がそれぞれ載っていました。
“癌と戦うな”と言う本、大抵の人がご存知かと思いますが、これを書いた人、最近もまだいろいろと、この種の本を書いているようです。
私には、この人は人間(癌患者)を科学、統計という方面でしか見ていない、非常に機械的な100%サイエンティストなように感じます。
それが悪いとは、言っていません。
ただ私や、今回の反論する人と意見が違うと言っているだけですが。

人間の人間たる本質はその“感情”にあると思います。
この人の意見は、その感情を100%無視している感じがします。

この人が言うには、癌には、助かる癌と助からない癌があり、“助からない癌は何をやっても助からないのだから、QOLを保持する為に、化学療法、放射線治療など体を消耗するような治療をせず、好きなことをやって、楽に暮らして死を待ったほうが良いし、助かる癌は治療しなくても助かるのだからほっといても良い”とのこと。

この人、"結果(生きるか死ぬか)”についてしか述べてないです。
その”結果”にたどり着くまでの、人が過ごしていかなくてはいけない“時間”と“感情”と言う事をまるっきり無視しています。

“何をやってもどうせ助からないのだから、何もするな”と医者に言われて、本当にその意見に従う人がいるでしょうか。
どんな人も、5%とかの希望に賭けるのではないでしょうか。
更には、医者に“どうせ助からないからほっとけ”と、希望を失うことを言われたら、患者自体それがショックでかえってQOLを損なう原因になるのではないでしょうか。
その反対に、“ほっといても良い癌だから、何もしなくても大丈夫”と言われて、何もしない人もいないと思います。
いつ悪性化するか、医学的にも定かではない癌を、体の中にほっとく人ほとんどいないと思います。
人間の感情は、プラス、マイナス見たいにはっきり行かないのです。

癌患者の感情は特に、その傾向が強いと思います。
癌患者とは、統計的データを基に接したらだめだと思います。

私がもし癌になったら最後まで戦い、5%のチャンスに賭けると思います。
そして、もし私が医者だったら、患者に対して“戦うな”とは絶対言わないと思います。

ハブグレのマミー

#186:息子が帰って来た。うれしく思うべきなんでしょうかね~

2013-12-16 21:33:03 | アメリカ便り
ちょっと、はっきりさせたほうが良いと思いますが。
昨日の写真のきれいな、すばらしいつくりの家は、我家ではありません。
近所の家で、1800年代に建てられた歴史的建物です。
我家は、どちらかというと、もう一方の、半壊した掘っ立て小屋に近いです(#181に我家の写真が載っています)。
この半壊した小屋は、このすばらしい1800年代の家が所有していた馬小屋です。

先程、息子が帰ってきました。
無事、大学を卒業したようです。
これからどうするのかまるっきりわかりません。
せっかくきれいにした家がぐちゃぐちゃ。

私は、ここに28年前に引っ越してきましたが、隣には当時、20歳ぐらいの男の子がいました。
親と3人で住んでいましたが、なんと、28年経過した今も、まだ一緒にすんでいます。
巷のうわさでは、ドラッグ、酒で頭がおかしくなっている為、仕事につけないとのこと。
国からそう障害者援助を受けているとか。
警察にもお世話になったことがあるとのこと。
仕事もせず、親と一緒にすんでいて、することといったら、天気の良い時は、午前午後のお散歩、そしてハンティング。
時々カモフラージュの服を着て歩くこともあります。
ハブちゃんグレーシーは、この”シングルパラサイト””ニート”が大嫌いで、お互い散歩で出くわすと、かじりつききそうになります。
仕舞には、この人(もう50才近いのでは)防護用の杖を持って歩き始めました。

話はそれてしまいましたが、隣に良い手本がいるので、息子がこのようにならないように願っています。
時々息子と、隣のシングルパラサイトがダブってみえますが。
考えすぎということにしましょう。
希望を持たないとね。
私の友達のご主人は、自分の息子に"大学を卒業したらもう家には戻ってくるな”といいました。
かわいそうにその息子、シカゴで一人ひもじい思いをしながら職探しをしているそうです。
独り立ちさせる為にはそのぐらい厳しいとだめなあいのでしょうかね。

私は甘すぎるのかしらね、子供と犬には。
きついのは亭主に対してだけかしら。
でも息子が言ってくれました。
“良い家庭に生まれてしあわせです”と。

ハブグレのマミー

#185:クリスマスツリー、ようやく飾りました。

2013-12-15 22:32:48 | アメリカ便り
外にそのままだった、クロスマスツリーを家の中に入れ飾りつけもしました。
我家は、毎年本物の木を買ってきます。
サンクスギビングが終わると、大きな店の駐車場や教会の駐車場なんかに臨時のクリスマスツリー屋さんがオープンします。
大抵は、ボーイスカウト主催、教会主催、その他チャリティーが多いです。
わが屋は、いつも近所のボーイスカウト主催のところから買ってきます。
大体、高さが2メーターぐらいで、値段は25ドルぐらいでしょうか。
1月上旬まで飾っておきます。
別にいつかたずけるかというのが決まっているわけではないですが、やはりちょっとした仕事なので、気持ちの整理(大げさですが)をしてから取り掛かります。
今日は、兄の娘からメールが来て、兄がつかまって2,3歩歩いたとのこと。
気管支切開をしているので、声を出すことができなかったのが、器械ををつけて声をだすことができるようになったそうです。
倒れたのが仕事場でよかったと言ったそうです。
良かった良かった。

今日は写真をたくさん載せます。
2,3日前の雪綺麗でしょう。














ハブちゃん寂しそうですね。

ハブグレのマミー

#185: もうすっかりクリスマスです。

2013-12-13 22:00:17 | アメリカ便り
2日ほど前に主人がクリスマスツリーを買ってきましたが、まだ外にほったらかしになっています。
早く家の中にいれて、飾り付けをしなくてはいけないのですが。
その前に、グレーシーが残していった、"生きていた証”となってしまったカーペットのシミを綺麗にしなくてはいけないのです。
でも今となっては、そのシミを綺麗にするのも寂しいです。
月曜日には、息子が帰ってくるので、それまでにはツリーの飾り付けを終えたいです。

今日、翻訳がようやっと"終わりそうです”。
それで、冷たい小雨のふる中久しぶりに2時間ほど買い物に出かけました。
 
セントルイスは、シティーと呼ばれる地域とカウンティーと呼ばれる地域に分かれていますが、シティー、ノースカウンティー、サウスカウンティーは、あまり安全な所といえないので、人は西に流れてきます。
私たちも、西(ウエストカウンティー)にすんでいますが、そこにはたくさんたくさん買い物する場所があります。
特に、最近、大きなアウトレットモールが2つもできました。
日本女性の趣味1番にランクされている”ショッピング”に最高な場所です。
お馴染みの有名デザイナーの店も、もちろんあります。
でも今日行った所は別のショッピングセンターでしたが。

ちなみにセントルイスは、病院とショッピングセンターが非常に多い所だと思います。

クリスマスまで、2週間ありません。
きっと明日土曜日には駐車場に空きがなくなるぐら込むことでしょう。

今日久しぶりに、ペリエイテッドウッドペッカーが我家の餌箱に来ていました。
非常に大きい鳥です。
写真を取ろうとしたら逃げられてしまったので、ネットで見つけた写真を送ります。



ハブグレのマミー