退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#177: クリスマススピリット2

2013-12-01 05:37:00 | アメリカ便り
昨日の朝刊には、これまたブラックフライデェー翌日の恒例となった、各地における買い物で起きた犯罪が書かれていました。
買い物の為に暴動的騒ぎ、犯罪が起きる、アメリカですね。
というか、多分それが無い日本が変わっていると見られていると思います。
東日本震災の時でも、一つも暴動が起きず、すべてのことに皆、静かに列を作って待っていた。
そういった行動は外国のテレビで絶賛されていたと同時に、不思議がられていました。
これも、日本は単一国民だから故だと思います。
世界文化遺産として、登録して欲しいです。

昨日の新聞に書かれていたブラックフライデー関連犯罪、
1、万引き
2.万引きを見つけて追いかけてきた警官を、車で車で轢く。
3.駐車場で、待ち伏せして、買い物客の買ったものを盗む。
4.開店するや否や、客が店内に押し寄せ、器物破損けが人続出。
5.駐車場スペースの獲得争い。
6.駐車していた車に子供を残したままの買い物
7.爆弾騒ぎで、買い物客一次避難(これは始めて見る記事でした)

ザーッと見てこんなものです。
でもこういった犯罪が起きるのは、他の犯罪と同様、場所によります。
私の住む、地域ではこういったことが起きることはほとんどありません。
本当にアメリカは、住む場所によって、住人の考え方、犯罪率が極端に違います。
たとえば、ここから30分ほど、北東に行くと、ニュースにもならないような犯罪、殺人が毎日おきています。

と、暗いクリスマススピリットはこの辺にして、非常にうれしいクリスマススピリットもあります。
それは、"スピリット オブ ギビング”と言って、困っている人達に施しをすることです。
この時期有名な"スピリット オブ ギビング”は、救世軍による募金集め。
これは、もう、いたるところに鐘を鳴らしながら立っている人がいて、お金を集めています。
交差点、スーパーの前とか、素通りできづらいところにたっています。
出くわす度にお金をやっていたら、一回一ドルだとしても、すぐに、10ドルは飛んでいきます。
これが、クリスマスまで、3週間ほど続きます。

"缶ドライブ”もあります。
これもいたるところで行われ、特に、生徒、ボーイスカウトによるものが広くいきわたっています。
私の子供達も、小学校、中学、高校とやっていました。
そして学校ごとに競争します。
これが終わる頃には、学校の玄関に、集めた缶の数を書いたのぼりが貼り付けられます。
この時期になると、我家のキッチンにある缶詰製品がいつの間にかなくなります。

他にも新聞に、“100ニーディー”といって、特にかわいそうな100のケースが毎日4件ぐらいの割り合いで、クリスマスまで載せられます。
その多くは、大抵、子沢山、食べるものも無いすむところも無いといったもので、毎年同じような記事が見られます。
子供そんなに作らなきゃ良いのにと毎年思っています。
そのそれぞれに番号がついていて、寄付をしたい人は、その番号の所にお金を送ったりします。

おもちゃ、生活用品の寄付もあちらこちらでやられています。
これらも、大きな箱が仕事場、学校、スーパーとかあちこちに設置していて、そこに入れればよいのです。

以上、クリスマススピリットでした。

グレーシー、明日でも予約ができたら病院に連れて行きたいと思います。
心臓が悪いのではないかと思います。

ハブグレのマミー