退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#571: IS国と難民

2015-11-19 23:29:37 | アメリカ便り
パリのテロ発生は非常に残念で悲しいことです。
1年半ほど前、友達と行ったパリでこんな非常事態が起きるとは想像もできません。

しかし、日本を含めた世界中、これからテロはますますひどくなると思います。
先日聞いたニュースで、難民を11世紀から13世紀に発生した十字軍にたとえた人のコメントを聞きました。
そういう解釈もありえると思います。
難民は意図的ではないにしろ、ヨーロッパ諸国を崩壊するために入り込んでいると。
でもあえて私が言えば、爆撃を続けている、所謂、連合軍もシリア国民にとっては十字軍であると思います。
アメリカ特有の“あ、間違って爆弾を病院に落としちゃった”、なんて国を崩壊しに来た十字軍そのものです。

ニュースでは欧米諸国が難民の中にIS国兵士がいたら大変なことになるから、難民は受け入れたくないといっています。
でも多くの問題は難民を受け入れた後に発生すると思います。
というのは、難民の生まれ育った国の文化や教育レベルが、欧米のそれらとはあまりにも違いすぎるからです。
だから、無事難民として受け入れられても、そこに住んでいる人たちから受け入れられないし、難民も受け入れられようともしないと思う。
定職を持つこともままならなくなる。
こういうことはもうすでに欧米諸国で起きているし、それにより、難民(移民)同士の孤立化も起きている。
移民先の政府、国に対する不満が何年かにわたって膨張して行き、IS国やその他テロリストの格好のターゲットとなる。

難民に混じって入ってきたIS国兵士よりも、こういった移民先での不平不満がIS国兵士を生むことを心配します。
IS国兵士に洗脳されなくても、インターネットがあるじゃないですか。
情報を得ようとすればいくらでも得られます。

自由の国、移民の国アメリカでもシリアからの難民受け入れに、一定の歯止めをすることが可決したそうです。
難民の受け入れで大切なことは受け入れた後どうするかです。
あちらこちらに流出した400万人の難民がちゃんと生活できるようにしなければかえってより多くのIS国兵士を生み出し拡散するようなことになるでしょう。
しかしながら、この世の中、自国の人でさえちゃんと生活できていないケースが多い中、難民が生活できるように整えることができる国なんてないと思います。
でも難民はそんなことかまってはいられない、とにかく戦争から逃れたい一身なのです。

ここで私の提案、以前にも言いましたが。
難民をひとつにまとめて、自国の国を作らせる。
中近東とどっこいどっこいの国、中国の一部、ロシアの一部なんていいのでは。
土地だけは広い国、少しぐらいくれてやってもよいのでは。
シリアを爆撃したりする金をその新しい国につぎ込み建国を助ける。

良い提案と思いますが、複雑に派閥が交じり合った中近東人、国づくりを手伝っても結局は再び戦争を始めるでしょう。
やはり宗教以上に大切なのは教育でしょうね。
それがわからない国、人に、何をやってもだめでしょう。

日本のあほどもが人道的になって、日本も難民を受け入れよなんていっていますが、やめてくれ。
日本人は世界を他国民をしらなすぎる。
自国の日本人に対して人道的になってほしい。
日本人が日本人として生きるために。

ヨーロッパに上陸した後のごみの山。
難民は絶対ごみの分別はしないし、ごみを拾わないでしょう。

ハブグレジュンタのマミー

昨日のブログに、一枚写真が入っていましたが、あれは間違いです。
明日はジュンちゃんのかわいい写真を入れます。



#570: シカゴに着きましたが、、、

2015-11-18 21:21:12 | アメリカ便り
シカゴに予定通り着きましたが、その先、セントルイス行きの飛行機が、私が乗る予定の9時40分の飛行機も入れて3便キャンセルとなりました。
セントルイスで、強風がふいているため、小さな飛行機では着陸できないそうです。
しかしながら、ここシカゴオヘア空港からは小さいのも大きいのも問題なくついたり飛び立ったりしていますが。
セントルイスもそれほど強風でもないのですが。
何でもありのアメリカ、こんな“はて?”的な理由でもいいのでしょう。

変更してもらった2時5分の飛行機は大きめな飛行機なので、大丈夫だそうですが、今、現在その飛行機も3時35分発に変更となっています。
出発ゲートももう3回変わっています。
果たして今日中にジュンちゃんが待っている我が家に着くことができるでしょうか。

私は飛行機会社のラウンジで待っていますが、私の目の前に座っている中国人の女性、今現在、りんごを丸ごとかじるのは良いのだけど、くちゃくちゃかんで、皮をぺっと出しています。
皮が嫌いなのはしょうがないですが、他人に見えないように出してくれればいいのに、噛みかすの皮が丸見え。
アメリカではくちゃくちゃ音をたてて食べたり、食べている口の中を見せたりする(冗談でシーフードと言います)のは“だめ”ですから、アメリカに来たら気をつけるように。

今、実況中継で書いていますが、この中国女性、例の“恐怖の痰だし”つまり、“がーぺ”の“ぺ”がないやつをやりました。
“ぺ”をやらない理由はやる場所がないからでしょう。
まるっきりなんともないようにごく自然にいつもやっているようにやりました。
中国ではいいけど、ここはアメリカ。
一瞬周りのアメリカ人が何事が起きたんだと言うようにあたりを見渡しました。
そして第2発目もやってしまった。
いやはや3発目も来た。
周りのアメリカ人、頭を振っています。
こんなにでかい音を立てて、3発もやったのに気にしていないのは、やっている中国人本人だけです。
これだもん、私、中国(韓国も)には絶対行きたくないです。
日本の40年ほど前まではこうだったのでしょうが。
恐怖の痰吐きじじばばばかりなんでしょう。

今日のフライトで初めてオーロラを見ました。
アンカレッジの手前で、スティワーデスのお姉さんが教えてくれたのです。
緑がかった、写真で見るようなカーテンみたいに空に浮かび上がったオーロラ。
30分は出ていました。

レイちゃん、フィンランドに行かなくてもオーロラ見えました。
私が去った家の片付けありがとうございます。
頼りにしているので。

後1時間半。
果たして飛び立つでしょうか。

ハブグレジュンタのマミー

6時半に家に着きました。
結局飛行機は4時15分に出ました。
ここはアメリカ、忍耐忍耐。

今、すっかり汚くなってしまったジュンちゃんと一緒にシャワーに入ったところです。
家の中は、想像以上にぐっちゃぐちゃ。
キッチンはまだしばらくは使うことができないようです。


#569: Back to the USA

2015-11-17 19:34:32 | アメリカ便り
今、成田空港にいます。
また“機敏、親切、時間に正確、90%ごみ落ちていない”日本からそのすべてが反対のアメリカへBack to the USA です。
シカゴ空港に降り立つたびに“ちぇ、またあの不機嫌面のじじばばの税関関門所を通り過ぎなければならないのか”。
日本は良い。
空港でも飛行機が飛び立つときには必ず、整備員のお兄さん達が手を振ってさよならをしてくれる。
単純な私はあれが好きなのです。
だからいつも小さな窓から手を振り返えします。
今日は向こうにも見えていたみたいで、かっこいいお兄さんが両手で振り返えして来ました。
私はこのような小さいことでも、私の人生が変わるくらいうれしくなります。
人を幸せにするなんて簡単なことなんですよ。

だからアメリカの友達やら日本の友達知り合いを幸せにするために私のスーツケースはいつもいっぱいなのです。

ではもう搭乗が迫っているので、この辺で。
この次はジュンちゃんの隣からブログを送ります。

すごく短いね。

ハブグレジュンタのマミー

#568: 徒然、日本。星野リゾート、中国買収を書こうと思ったけど、、、よりさんのことになりました。

2015-11-12 16:48:09 | アメリカ便り
中国による星野リゾート買収を書こうと思いましたが、あまりにも気分憤慨しているのでやめて起きます。
世界各地を買い占めている中国、何とかしないとだめなんじゃないでしょうか。
自分の土地は買わせないが、他国の土地は買いあさっていく。
まことに中国らしい。

明るいニュースはYS-11以来、半世紀ぶりに開発されたMRJの初飛行。
日本の技術は世界最高と思っている私、世界の空をMRJが飛び回ることを期待しています。

昨日は年一回行われるよりさんの介護審査の日。
朝9時半に審査員がやってきました。
去年(?)は要介護4から2になってしまいました。
今回は3になってほしいなと思っていたのですが、よりさんの“がんばってはほしくなかった”がんばりようで2にとどまりそうです。

よりさんは私と一緒に生活しているときは穏やかで、それほどぼけてはいない感じなのですが、夏頃からだんだん施設での生活に適応しなく、というかしたくなくなってきたようです。
“娘と一緒に住むんだ”など、願望と現実がこんがらかったり、“娘に捨てられた、家に一人で住んで死ぬ”などの、自爆的考えがひどくなってしまいました。
アメリカから電話すると、みんなに聞こえるのも気にせず、施設の仲間を馬鹿にするようなことを平気で言い始める。
施設に迎えにいったときに依然経験した、例の“不幸せを一人でしょっているんだ”、といった感じの暗い焦点の合わない顔つきをしていました。

2,3日して精神科で抑肝散を出してもらい、アルツハイマーの薬が夏になってから最大量12mgになっていたので、それを8mgに戻してもらい、しばらく様子を見ることになりました。
家にいるときは物忘れがひどい程度なんですが、施設に戻るとまた感情の起伏がはげしくならなければよいのですが。
今回は、入れ歯の作り変えもあったので、歯医者通いも数ありました。
精神科、耳鼻咽喉科、眼科、内科はもちろんのことです。
薬の数もすごい。
さすが薬消費大国の名に恥じないものでした。

私のように介護する期間が一時的なものにとっても大変なのだから、先が見えない介護の場合は家族にとって負担とおもいます。
介護は家族の負担を最小限にするように行うのが最良だと思います。
だから、地域、国のシステムを最大限に活用するのがよいと思います。
というのは家族の介護には感情的に“終わりがない”からです。
“あれもやりたい、これもしなくては”なのです。

ハブグレジュンタのマミー













#567: 徒然、日本。相変わらず続いている馬鹿テレビ番組。

2015-11-10 08:00:22 | アメリカ便り
先ほど、文芸春秋12月号の読者投稿欄をチェックしました。
載っていませんでした、私が出したものが。
“あの良さがわからないなんて”、頭にきています。
今までの経験で、記事に対する否定的な文章を投稿した場合、確実に没になるようです。
私としては、文芸春秋にそれを受け入れてくれるような“腹の太さ”を期待しているのですがだめなようです。

今日はその投稿文章をもう一度、皆さんに読んでほしくて載せてみます。
良いと思ったんだけど。。。。

11月号の佐藤優氏と池上彰氏の“新教育論”は興味深い物でした。読み終わって、改めて“教育に手本はない”ということを感じました。この二氏は教育自体を総括的に考え、それに対して国家間、大学間での違いを述べていますが、それは違う気がします。教育にはいろいろな、一派一絡げに考えては、または比べてはいけない要素(その国特有な文化等)がたくさん含まれています。どの国(大学)の教育が優れているからそれを見習おうなんてことを言ってるから、単純に教育のグローバル化が叫ばれるようになるのです。教育というものは複雑なもの、“この方法が良い”なんて言う画期的な方法なんてあるわけがないのです。というのも人間という複雑怪奇な個人を育てていく“手助けをするのが教育”だからです。そして、将来必ず直面するであろう人生の分かれ道において、可能な限り的確に自分に見合った道を選択できるように育てるのが本当の教育だからです。池上氏の言う、最終的に“納税できる良き市民”を育てることが、決して教育のあり方ではありません。
小国、単一民族でありながら、20個ものノーベル賞をとることができ、更に言えば国民ほとんどすべてが読み書きできるなんて日本人、日本文化はすばらしいではありませんか。私はあえて言えば、“日本人、人間としての誇り”、を教えることがまず一番大切だと思います。日本人の誇りの原点である国歌国旗を否定するような教育者政治家の教育が先だと思います。

日本国民1億2千万人を総馬鹿にする“バラエティー番組”が、相変わらず毎晩津波のように日本の茶の間を襲っています。
“もう下火になっても良いんじゃない”と思っているのですが、毎回日本に帰ってくるたびにその期待は裏切られています。

料理を見せればよいだけの料理番組にも、余計な人たちが料理人のそばに立って、面白おかしくくっちゃべっている。
とにかく、すべてのバラエティー番組は、余計なタレントのないタレント達が多すぎます。
“衝撃の映像”だって、私が見たいのは映像であっていタレントの“口角に泡飛ばし叫んでいる顔”でもない。
馬鹿丸出しのコメントも聞きたくない。
温泉紹介番組では、静かに言葉使いも丁寧な大人の人に紹介してほしい。
タレントがギャーギャー騒いで、食べながら紹介している“隠れグルメレストラン”なんかもいやですね。

“面白きゃあ、何でもありさ”的番組はもう終わりにしてほしいです。
日本国民が本当に馬鹿というより、現実と空想の区別がつかなくなる前に。

今日の写真は余市からです。
土曜日、禮ちゃんが“りんごを買いにいきたい”といったもんで。
日曜日に車にガソリンを入れに行くと、そこのお兄さんが、“あれ、お客さんタイヤに空気が入っていませんよ”だって。
釘が刺さっていました。
“これで、昨日余市までいったんですよ~”といったら、お兄さん、驚いていました。
無事帰ってこれてよかったね、禮ちゃん。

余市福原漁場跡


















ハブグレジュンタのマミー