熊本の産業衛生学会のあと、今度は鹿児島の温泉療法学会のため夜遅く鹿児島につきました。
鹿児島駅前いつものゴンドラ
昔は鹿児島JRホテルにいつも泊まっていましたが、宿泊料金も高い上、鹿児島駅前には何も無いし、今ではいつも高見馬場の鹿児島プラザホテル天文館に泊まります。
しかし土曜日はさずがに一万でした。枕が色々あって面白いところです。
日曜日に学会に行きましたが、今回の目的は九州一ラドン濃度が高いといわれる猿が城温泉に行く事です。しかしながら意外に学会が面白かったので、
猿が城温泉に行くのが遅くなりました。
鴨池港から垂水行きのフェリーに乗りましたが、昼間の一時間に1本の状態で乗り遅れて益々遅くなりました。途中櫻島が少し噴火しているような感じでした。
垂水港にやっと着きました。幸い温泉宿から向かいのバスが来てタクシーに乗らずに来れました。と言ってもタクシーが有りませんでした。
垂水から猿が城温泉に行く途中桜島が爆発しました。垂水は近いので「運転手さんに、こちらに灰が来るのでは?」と言うと、
「いいや今の時期は市内に行きます」という返事でしたが、後日市内にいた友人が「市内に煙が来たと言っていました。
鹿児島市内でタクシーの運転手に聞くと「いや垂水は霧島からも来るので」言っていました。火山灰も大変だなと休火山帯の北九州の住人としては安心しました。
ちなみにラドン、ラジウムを含む岩盤は花崗岩で出来ており休火山地帯しかないのですが、
活火山地帯にラジウム岩盤がいるのは不思議です。しかも日本2~3位で九州1ですから驚きです。
着きました。九州一のラドン温泉です。名前は猿が城温泉ではなく「猿が城ラドン療養泉」です。治療泉、療養泉と謳えるのはラドンが8.25マッヘ以上です。
ここは200マッヘ以上だから湯あたりに注意しないといけないくらい高い。
しかしながら施設で平均的に使われているのは621ベクレル、40~50マッヘくらいです。湯あたりの心配はなさそうです。
数ある温泉の泉種の中で効能を言うならやはりラドン温泉が一番ですね。
私が入った1000円の風呂です。良い感じ!肩こりはすぐ取れました。だけど確かに熊井温泉3号泉の78.9マッヘよりは少ない感じでした。
宿はこんな感じでした。帰りもわざわざ一人なのに垂水港まで送ってくれました。1000円と90円のタオル代しか払っていないのに有り難い事です。
ここはラドンが九州一なのに、新しく出来たためまだ知られていないので客が多くないようです。ちなみにコテージが素泊まり1万6千円で食事は別に用意する事もできるとのことでした。
高いですねというと、4人で16000円とのことです。安い。
猿が城温泉発見
1975年に猿が城温泉は発見されているので、ココではないなと思って聞いてみると「すぐ近くにあり、ラドンに詳しいご主人が亡くなり、今はあまり行く人がいない」とのことです。確かに福岡からこんな田舎の温泉に来るのは大変です。財宝温泉のお迎えのお陰で楽に九州一の猿が城に来る事が出来ました。温泉スタッフも、やる気の無いフェリーや港の職員と違って大変親切でした。泊まるならココのほうが良いでしょう。帰りに猿が城温泉への道を発見しました。すぐ近くですね。宿は見てません。宿は無いかもしれません?
明日につづく・・・・