統合医療日記

ここでの統合医療とは単に西洋医学と東洋医学の統合ではなく、病気を肉体と精神と社会及び自然環境の4視点から見ていきます。

健康温泉アパートカーサテルマエ完成。6月半ば頃営業開始

2017-05-25 20:53:32 | 健康

カーサテルマエが完成しました。

薬局と会社の入り口にも格子を張りました。窓には花壇がおける飾り窓にしました。

5月7日にカーサテルマエの引渡しが終わりましたが、追加工事や備品の搬入がまだ色々あり、営業開始は6月半ば頃になりそうです。とりあえず正面が博多のにわか煎餅のようにのっぺらぼうでしたので、化粧してまあまあ見られるようになりました。カーサとはスペイン語で家のことで、テルマエとはイタリア語で温泉のことです。要するに「温泉の家」というところです。

玄関は電子ロック

部屋がやや狭くデスクが置けませんのでノートがおける二人がけのいすとテーブル

ベットは全自動にしました。立てればソファーとしても使えるので便利です。ベッドの横にはラドンの原石をスライスした壁です。ラドンと天然のマイナスイオンが出ます。木と土と石から出来た部屋です。

原石をスライスするのにお金がかかりました。

遠くから来る人のために収納を多くしました。

空間を広くし、外部の光を取り入れました。LEDは避けました。

全自動トイレ、音楽付きはB部屋だけ。

IHなしのニクロム線の電気調理器です。下に温水器が有ります。

洗面台

風呂

やや広い風呂。リクシルスパージュ。

雨のようなシャワー、小さいのは風呂を洗うシャワー。取り分け垂直に落ちてくる打たせ湯は最高です。

水流

肩湯

肩湯はパルス切り替えもあり、なかなか心地が良い。

風呂の明るさが調整出来るので、気分に合わせてリラックスできます。

使い方に慣れるまで少し時間が・・・

全自動で、何かのときは呼び出しが有り安全です。

栓もボタン一つで楽です。

漆喰で出来た壁と天然石。漆喰は部屋の湿度を40%に保ちます。湿度が40%の時の水蒸気が一番マイナスイオンが帯電します。ちなみにプラスイオンが帯電する水滴は湿度が80%です。

セコムが警備します。マイドクターあり。

1階で行われる自然食料理教室。

自然食料理家高畑康子先生が協力。この先生は外国の方が有名。

知識が豊富で講義が大変ためになり面白い。

診療の昼休みに私も参加し料理の素材の医学的効用や調理法について解説します。

多分相談所となる1階の事務所の横にある応接室

知る人ぞ知る高濃度のラドン温泉、ラドン78.9マッヘ福岡県で一番、九州で2番?日本でもベスト10には入るかと思います。何よりもラドンは空気の7.7倍重いので、普通のラドン温泉の温泉旅館の大浴場や温泉センターでは私が測った限りではラドンは流れてしまい高い値が出ません。ラドン温泉は密閉風呂で無ければならないのです。玉川温泉に去年行きましたが、放射線の出ているところは神社前だけなのに、多くのは人ラジウムが無い岩盤のただ温かいところに集まっています。温熱療法としては良いかもしれませんが、ホルミシス効果は期待できません。玉川温泉はラドンはほとんど有りません。吹きざらしですから。ラドン温泉に入る人も、ラドンが空気の7.7倍重たく流れ出てしまうという事を知りません。密閉風呂で無く風通しの良いところに入ったりしては効果有りません。このようにホルミシス効果についてはきっちりとした知識が必要です。カーサテルマエでは、こうした知識をフルに使い完成しました。密閉された空間で強大シャワーと強烈な打たせ湯で、ラドンを一瞬で最大限にしたガス室です。

もうこんな所は他には日本にも世界にも有りません。

部屋が3個有るのでシャワーと打たせ湯を強烈にするためタンクと追い討ちのポンプを付けました。

余ったラドン石のスライスを使い左の広い所に岩盤浴を作る予定です。40度の岩盤に寝るのは疲れず長時間が可能です。

やはり温熱療法も大切です。

3000坪の無農薬栽培農園で御歳76歳でありながら素材を作っている高畑康子先生。私も1年間米や麦も入れて全ての作物を無農薬で作りましたが、きつくて1年で終わりました。無農薬は家庭菜園がせいぜいです。それを毎年続けているから大したものです。料理のプロが最終的に行き着くところはやはり素材です。農薬で作った作物は栄養価が5分の一くらいです。食は見て、臭いをかいで、舌で味わい食べるのですが、一番大切なことは考えて食べるという事です。自分の食べているものがどういうものであるかをよく知って食べないと病気になります。病気を治すという事は病院でやるような派手な事ではなく、本当はとても地味で地道な自助努力なのです。

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タイトロープ(カオスの今を生きる)

2017-05-21 15:11:32 | ドクターKの宗教問答(悟りのための医学)

毎日来る患者さんを見てつくづく思う。

人生は混沌としている。

社会はストレスで一杯だ。

パワハラリストラで苦しむ人。

失業と経済破綻の恐怖。

離婚と訴訟。

暴力と憎しみ。

ガンの再発を知りうなだれる人。

うつ病が治らず苦しむ人。

ガンの夫と認知症の妻との老々介護

親の介護と自分の仕事と子供や夫の世話で自分が無い人

死の恐怖でパニック発作を繰り返す人。

そんな中でも人は生きて行かなければならない。

 

一般の人が言うマインドフルネスって余裕のある人の言葉。

社会から逃げてストレスから逃げれば平和かもしれない。

でも現代人はそうは行かない。

 

マインドフルネス、静的意識集中それもまあまあ悪くは無い。

しかし動的意識集中というのもある。

それは太極拳や山登りや、動きながらの意識集中の事だ。

マインドフルネス、動的意識集中それはまあまあ良い。

インドアの意識集中も良いし、アウトドアの意識集中も良い。

しかし一番良いのは現実的意識集中だ。

それは現実社会の中で行う意識集中のことだ。

 

患者だけでなく働く多くの人の不安恐怖の99%は実現しない。

みんなバーチャル(仮想現実)な悩みで苦しんでいる。

あきらかにマインドの喪失状態だ。

これをマインドレスネスという。

自分が無くなっている。

心療内科ではそれが病気に絡めば失感情症とか失体感症という。

 

自分を取り戻すためにはあらゆるストレスから逃れるか対抗するしかない。

現実で自分を正気にたもって生きるのはまるで綱渡りのタイトロープの上を歩くようなものだ。

だからこの厳しい現実を生きて行くためには厳しい意識集中が必要だ。

これを現実的的意識集中といったが、これこそが今現代人が生きる真のマインドフルネスの道だ。

 

どういうことかというとストレスの多い中でこそ、今を生きる事に集中する訓練をするという事だ。

いろんな悩みがあるけれどもそれに囚われず今の瞬間を直実に生きるという事だ。

ガンで死ぬかもしれない、失業するかもしれない、受験に失敗するかもしれないの不安の中で、今を生きるという事だ。

 歩くときは歩き、トイレするときはトイレに、食べるときは食べる事に、全ていましていることに集中する事だ。

生まれてまだ一週間のヤギの子、もう親から離れて自然の光の中で生を謳歌している。時に瞑想状態?時には回転しながら飛び跳ね「生きているだけで幸せ」とう感じが伝わってい来る。

現実的意識集中は忙しい日常生活の中でマインドフルネスになる方法だが、簡単には説明できない。

まずは自律訓練療法や呼吸法(腹式呼吸)から入ると効率が良いかも知れない。

しかし一番言いたい事は「厳しく困難な事態でもマインドフルネスに誰もが特別な訓練無く成れる」ということだ。

その最後の決め手は「生きている事に感謝」が出来るか出来ないかにかかっている。

日々感謝の心になれれば本当はマインドフルネスになるのは実に簡単な事なのだ。

マインドレスネス、あらゆる不幸はその無明に起因する。

今この瞬間を生きることが大切だ。

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初乳療法その②全部で6匹になりました。

2017-05-15 22:43:34 | 健康

7月7日生まれのナナが2匹の子供を生みました。小春と勇気が来て丁度1年になりますが、小春が雪というメスを産み、後からやって来たナナと彦左衛門が5月9日にココとナン?を生みました。ナナはトカラ種でやや小さいので、初乳療法にはあまり役に立たないかもしれません。しかしきっと可愛いヤギが生まれるのでないかと思っていました。小春の出産のとき、万一母乳を飲めなかった時のためにヤギの粉ミルクを買っていたのを今回もスタンバイしました。

なかなか乳が飲めませんでしたが、案ずるより生むがやすしで、今回も雪のときと同じく自力で飲むようになりました。10分でしっかりと立ち、さらに10分で乳が飲めました。さすが自然力です。結局粉ミルクは私が飲みました。

 

数日後は兄弟(姉妹?)のんびりと過ごしています。

外にも出歩くようになりました。早い!

冬に用意していた新ヤギ牧場も草が生えてきて仕上げの段階にはいりました、今また小春が妊娠しているようなので鼠算式に増えて来るかも。ヤギは生まれて5ヶ月で妊娠し5ヵ月後に生むので、一年足らずでお母さんです。

 初乳療法普通牛を使いますが、私から言わせればここはヤギは一番、ヤギは最も人間の母乳にその構成成分が似ているからです。乳脂肪や乳糖が細かく消化しやすいので、鳥獣保護区から迷い出てきた赤ちゃんにはヤギのミルクが使われます。初乳はIgAという抗体が多く、IgAは消化管の免疫では重要な働きをします。マウスの実験では、嘔吐下痢症を起こすロタウイルスに感染したマウスでは、初乳をあらかじめ飲ませていると発病が抑えられます。人間においても高齢者に初乳を3ヶ月飲ませておくと免疫が2年若がえるそうです。またラクトフェリンという物質も免疫効果を高めます。IgGは色々な感染症の抗体ですが、初乳を通して子供に与えられる受動免疫です。生ワクチンみたいなものですね。

 その他NK細胞の機能を高めたりします。これはサイトカインすなわち免疫を活性化する物質IL-2,IL-4、TGF,INFなどが多く含まれており、IgAやIgGなどの液性免疫の受動免疫以上の力がある免疫増強物質が多いということです。これらにより初乳療法がガン患者さんに有効なの想像に難くは有りません。というのはガン患者さんは抗がん剤や麻薬で腸が相当傷んでいるので、この初乳による腸の活性化は重要です。腸は免疫の80%を司っていますので、ガン患者さんの腸内細菌問題や腸の免疫状態はかなり意識されるべきです。初乳MAFという形で現在健康食品も有りますが、何と言っても実際の初乳を飲ませるのが一番です。がん患者さんに若いお母さんの乳を飲ませることは出来ませんので、ヤギの初乳で勝負です。でもヤギの世話は大変です。実現にはもう2年ほど罹りそうですね。

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カーサテルマエ料理教室

2017-05-13 01:06:37 | 健康

5月12日、今日はカーサテルマエの料理教室「玄米菜食」です。「雨が緑を育みます」というタイトルどおり今日は大雨です。しかし雨が降れば憂うつですが、植えた苗が枯れずにすむので安心します。まさに太陽だけでは緑は育ちません。今日はタイトルにピッタリの日になりました。

高畑康子先生の料理はとにかく雅です。玄米菜食でこれほど雅な料理が出来るので見て楽しむ事も食事には重要と思いました。

これが発芽玄米の御飯です。黄色いのは当日作った豆乳の糟、すなわちおからにウコンを混ぜたものが載っています。黒ゴマ9対塩1ののふりかけがかけてあります。

ダシは昆布とシイタケ、水は熊井温泉なのでダシが良く出ます。

実習風景。

講義風景。

私も午前中の診療が終わった後から参加して、素材の成分やポリフェノールなどの抗酸化物質について述べます。高畑先生と交互に話して行くので納得できるお話となりました。皆さん一生懸命に記録していました。今日の生徒はマクロビやホールフードの達人でそれぞれが先生にもなれる人達なので、レベルが高いので高畑先生もこんなテキパキした教室は始めてみたいなことを言っていたそうです。

この有機野菜が最高に美味しかった。

これは甘酒のチョコレートです。

居室で貰った野菜をまた夜食べました。

こちらはチキンフライにあんかけとして使いました。夜はたんぱく質もとらないとね。

手製の甘酒や塩麹、黒ゴマふりかけ、ウコンおから等々貰ってきました。本日の生徒さんのアンケートは概ね大感激でした。

 

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健康温泉アパートカーサテルマエ引渡し当日(アイランドキッチンと玄米菜食)

2017-05-08 00:14:45 | 健康

いよいよ完成です。今日はカーサテルマエの引渡し日です。連休最後まで皆さん頑張ってくれました。飯塚市の許斐の2千円弁当を16個頼みました。

 

鍵だけでも沢山あります。

講義室兼料理教室の食堂兼シアタールームスクリーンが下りてくるスピーカーボックスの上に業者さんから頂いたランを飾りました。

熊井温泉自販機の前の高畑康子先生、玄米菜食では外国の方が有名かもしれません。水を汲みに来て頂くときいつも有機野菜を頂きます。3千坪の畑に無農薬自家栽培で料理の素材も徹底しています。さすが実践料理家です。5月12日より毎週金曜日高畑先生の玄米菜食の料理教室があります。

ガンが食事で良くなるというとみんな信じないでしょうが、薬食同源や医食同源という言葉が有るように食の力は絶大です。人は水で2キロ食事が2キロ、空気は18キロ摂取しています。薬はミリグラム単位です。如何に食事が有効かが分かるでしょう。私は玄米菜食派ではありませんが、玄米菜食はがん患者さんには一日一食は必須です。

料理教室をするので台所に作業台を大きくしたアイランドキッチンにしました。ガスコンロとシンクが別の場所に有ります。

6人は作業できます。

収納を多くしました。

作業台にも収納が沢山有ります

とりあえずスリッパを15個そろえました。

ナフコにテーブル等買いに行きました。

親戚や友人が手伝ってくれて助かりました。

食事するところがちょっと狭いので天気の良い時は1階のテラスでも。

とうとう出来てしまいました。これからが大変です。自分で治すガンには料理と素材の知識が重要です。腸には腸内細菌が必要なように土には良き土壌細菌が必要です。土と水と空気そして食つにて皆で実践しながら勉強します。

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