統合医療日記

ここでの統合医療とは単に西洋医学と東洋医学の統合ではなく、病気を肉体と精神と社会及び自然環境の4視点から見ていきます。

奇跡の美鶴庵ー世界の何処にも無い偶然ー

2019-10-20 00:21:08 | 統合医療村

マイナスイオン効果、温熱効果、ホルミシス効果の三つを持つ熊井温泉ラドン石板浴。もしくはラドンガスとトロンガスの強力なマイナスイオンのホルミシス空間。

特殊な石板と漆喰壁:熊井温泉を発見したころ、ある研究機関で、熊井温泉源泉地の石と土の放射線量を測ってもらったことがあります。その結果下記の結果を得ました。

上記の結果より、ラドン石からはウラン系列のラジウム226からのラドンガスが、土からはトリウム系列のラジウム224からのトロンガスが出ると考えていました。すなわち石からはラドンが、土からはトロンが多く出るということです。

したがって美鶴庵建設に当たっては、壁は漆喰とラドン土を混ぜてトロンガスが出るよう作りました。下図は私の言いたい事をグラフにしたものです。

下図は美鶴庵の石板の上の放射能とマイナスイオンを調べたものです。熱源はまだ入っていません。放射線量が空間線量の10倍くらいで、線量が少ない割にはマイナスイオンが4千以上で驚異的です。

 下図はトリウム系列の多いラドンの山土と珪藻土で作られた美鶴庵の壁土

ラドン源泉地の山土

こんなマサ土は無い

 

赤い壁がラドン土と混ぜて作った漆喰壁

トロンもラドンもラジウムから出来た気体です。効能の違いは良く分かりませんが、一般に早く消滅する放射線ほどエネルギーが強くなります。

ですからラドンより半減期が55秒というトロンはかなり電離作用が強くマイナスイオンも出るのではないかと考えられます。

しかし、トロンの消失があまりにも早いため自然界の天然ラドン温泉でのトロンの利用は実際は困難と思われます。

人工ラドン温泉では、ラジウムよりもガンマー線が多いモナザイトが多く使われているのではないかと考えられます。

美鶴庵では天然のラドンだけではなく次々に発生してくるトロンによる効果も期待できます。まさに奇跡の美鶴庵なのです。

放射線が弱いのにマイナスイオンが多いのは石板には純粋なラジウムが多いからと考えられます。

これは岩盤浴で有名な玉川温泉神社前です。放射線が2.26マイクロシーベルトで、熊井温泉石板の5倍くらい放射能が強いのに、マイナスイオンが3900個/ccです。

これは美鶴庵の熱源が無いときのマイナスイオンと放射線です。マイナスイオンは4090個/ccも有りますが、放射線は0.43マイクロシーベルトしか有りません。玉川温泉の岩盤との大きな違いです。

これはどういうことかというと、はっきり言って美鶴庵の石板は核崩壊が何十億と長年月がたち古く、核の崩壊、崩壊を重ね純粋なラジウムを少量含んでいると言うことです。ですからアルファ線が多く出ています。マイナスイオンが多く出るということです。

これに対して玉川温泉の岩盤はまだウランの発生から若く、強いガンマー線を出している放射性物質を色々多く含んでいると言うことが出来ます。アルファ線があまり出ていません。ですから玉川温泉はラドンは極めて少ないのです。

ラジウムからは豊富なアルファ線が多く出ています。アルファ線は電離作用がガンマー線の20倍高く、ガンマー線よりマイナスイオンがとても多く出ます。

アルファ線は紙も通しませんがガンマー線は鉄板を突き抜けるくらい強く、遺伝子を切ってしまいますのであまり強いのは要警戒です。

もちろん玉川温泉のガンマー線はバドカスタインのホルミシス療法に比べたらとても低いので心配はありませんが、

美鶴庵のガンマー線はご覧のようにとても低く極めて安全です。

その上、ラジウムからのアルファ線でマイナスイオンがとても多くなるのです。

まさに美鶴庵が奇跡の石板浴といえる所以です。放射線のことが分かる人なら美鶴庵は脅威の石板浴だというでしょう!

 

 

 

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統合医療が目指すホメオスターシスの真実その①ホメオスターシスの雲

2019-10-12 21:24:25 | 統合医療村

以前少し紹介した図ですが、今回きれいに清書して見ました。黄色と緑の部分が東洋医学の分野で、周りのねずみ色の部分が西洋医学の役割です。

西洋医学と東洋医学のもっともな違いは目指すところが違うということです。西洋医学はその症状や病気に焦点を当てて治療します。うつ病の人は坑うつ薬を出します。しかし時に人によっては躁転して躁病になってしまうことがあります。

アレルギーが強いために、ステロイドを出すと良くなりますが、長く続くと今度は免疫力が落ちて感染などに弱くなります。このように西洋医学は一方向なので、過ぎれば反対方向が悪くなります。

これとは異なり東洋医学ではバランス力を強くすることにより、偏った症状を元に戻します。すなわち東洋医学では病状は「歪み」として捉えます。これは私の考えで一般的な東洋医学の考え方から離れているかもしれません。しかしながら身体のバランスを取り戻すのが漢方の働きですから、この考え方は大きく離れるものではないと思います。

西洋医学には早期発見早期治療というものがありますが、東洋医学ではもっと早期発見をすることができます。それは未病の発見です。未病については次回話しますが、すなわち全体を見たら一部の歪みが早期に分かる、もしくは分かりやすいという事です。まるで台風の進路を読むのに似ています。

西洋医学の早期発見のためには、人体を色々検査しなければなりません。血液レントゲンその他各種色々です。ところが西洋医学では陰陽虚実、気・血・水を見れば未病が分かります。すなわち何ヶ月か先、もしくは何年か先に罹る病が予測できます。

西洋医学にも上のように、ホメオスターシスの概念が無いわけではありません。しかしながら実際の治療の場ではあまり重視されていないのが現状です。そして東洋医学の場合は量子力学的なところも入ってくるので、漢方専門医だから言うのではありませんが、東洋医学の解釈の方が少し次元が高いのです。

とにかく、病を治すことは症状に対する対策ではなく、このホメオスターシスの雲、クラウドと言いましょうか人体のカオス(混沌)と言いましょうか、そこに患者の健康状態を戻すことにあるのです。

もう一つ言いたいことは、西洋医学の場合は治療はずっと続けなければなりませんが、東洋医学の場合は患者が一端平衡安定状態のクラウドに戻れば、治療が終わればしばらく病気がなりを潜めて出てこれないと言うことです。しかしながら基本的な健康生活をしなければ、また何年かしたら雲から落っこちてきます。多少は続けるべき事はしなければなりません。

私は自分の未病は分かります。ですから未来の自分の病気もある程度分かります。しかしながら、それを防ぐには今していることを殆ど全て諦めなければなりません。自己の自然バランス回復に集中するためには、下の患者のための統合医療村建設を諦めることです。ここまで来るには相当無理をしたということと、これからも苦労が続き私の病気が発生するからです。

しかし今更そういう訳にも行きませんので、私も矛盾しますが今は血圧の薬を飲みながら無理をしているわけです。それだけ統合医療的生活は難しいと言うことです。そして今、残念ながら社会全体が全体医学的な健康から遠ざかる社会になってきているのです。

 

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