黒姫山を眺める
予約した日にガン患者が来ない。その後何も連絡がないので相当激しい抗ガン治療が行われているため、キャンセルの電話が出来ない程苦しんでいるのだろうと思っていた。私が温泉水売り場にいると、突然その患者がガラス戸を開けて「霊芝下さい」と顔を出した。「大丈夫でしたか?」という私の問いかけに「すみませんこの前は調子が良くてすっかり忘れてました」との話であった。やはり霊芝は抗ガン剤の副作用を軽くすると再確認した。
私のガンの統合医療では、ラドン温泉を始めたくさんの方法がある。しかし霊芝は私の父が47才でスキルス胃ガンで死亡し、そのために私が医師になり、学生時代を含め統合医療の研究40年間の存在理由そのものと言っても過言ではない。私自身も33才から飲み始めほぼ1日も欠かしたことはない。学会の時も旅行の時も持って行く。自分でも原木による人工栽培も行ったことがあり、特に霊芝の品質にはこだわりもある。霊芝は一般の人にとっては健康食品の一つであるが、私の全ては霊芝の一部でしかない。もはや私の霊芝への思いは信仰に近い。
高冷地原木栽培という言葉は無農薬という意味に近い。何故ならば寒くて害虫が少なく農薬を使う機会が少ないからである。もちろん高冷地は水と空気がきれいであるということも大切なのである。
黒姫山の梺で栽培される霊芝
霊芝ハウスの中
患者も自分勝手な場合もある。治らなかったら医者が悪く、治ったら自分の健康力と運の力で治ったと思う。だからせっかく統合医療がよい結果を出していても中断してしまうことが多い。霊芝も中断者は多い。色々中断させないために考えた。煎じることが一番ネックになっていることにやっと、やっと、やっと気がついた。霊芝ティーパック、来年2月からは発売できそうである。