統合医療日記

ここでの統合医療とは単に西洋医学と東洋医学の統合ではなく、病気を肉体と精神と社会及び自然環境の4視点から見ていきます。

名医20人に選ばれました!

2013-11-19 22:34:52 | 時事ニュース

11月16日発売。人気の月刊健康雑誌「壮快」の新年号、高血圧の特集で名医20人に選ばれました。86P~89Pの見開き4ページにわたるもので、4ページに及ぶ記事は私のみです





取材のきっかけなるものは8月に小学館から発売した「怒らないクスリー専門医が語る心が楽になる処方せんー」がきっかけです。きちんと書影も入れてくれました。


東京から取材今から1か月ほど前に雑誌「壮快」の記者からクリニックに電話がありました。怒りと高血圧で取材をしたいとのことでしたが、わざわざ東京から福岡に取材に来るということが信じられませんでした。と言うのは私もマスメディアの産業医をしているのでよく知っているのですが、今マスメディアは広告収入が少なくなっているので、極力、取材経費を削減しているからです。ですから東京にたくさん専門医がいる分けですから、地下鉄で行ける距離で取材した方が経費が安いのです。それにもかかわらず、2人の記者が台風の中を飛行機で福岡の、さらに田舎のクリニックにレンタカーでやって来ました。

 2時間ほどではありましたが、そういう分けで経費分に見合うように、しっかりと取材協力をさせていただきました。また小学館から出した「怒らないクスリ」の販促にもなると思いました。お二人とも私の本を持っておられびっしりと付箋がしてありました。よく読んでいるようで、それらの箇所の質問に一つ一つ答えていきました。取材が終わって「貴方達、何かのついでに私の所に来たのでしょう!?」と言うと、「いや、これが終わればすぐ帰ります」という返事でした。それを聞いて私も少し気分がハイになりました。私も統合医療をしているので時々、特集によっては年2~3回くらいは購入することのある雑誌です。少しオーバーな所はありますが、多面的に疾患をとらえているところは大変参考になります。そういったところが病を全体的に治すという統合医療を目指す私とハーモニーが会ったのかもしれません。



原本です。マキノ出版の記者がこの中のアンガ―コントロール法と自律訓練法の2点に着目して記事を書きました。


本が売れません。1万部と言うのは多いですね。。。なかなかかたずきません。読んだ人からはとても高評価なのですが、著者の知名度が無いため、芸能人やタレントが書いた本のようにはいきません。一般の人が分かるようにかなり難しいことを平易に書いたつもりですが、医師が書いたものは難しいと思われ敬遠されがちです。しかし中には会社の方にメールで「読んで衝撃を受けた!!」とかいうメールも来たりはします。

 しかしながら、マキノ出版は元々は講談社からです。そして怒らないクスリも東京から小学館の担当者が来て執筆となりました。週刊現代の講談社かポストの小学館かと言うほどの2台巨頭の出版社が、しかも東京から原稿依頼がわざわざ福岡にやって来たことの意味を深く考え、売れる売れないは考えず、諦めずに今後も悩める人のために良い作品を書いて行かなければと思っています。




今年の5月に出したインディーズの本です。ほとんど宣伝しませんでしたが、アマゾンでは何とこの本の方が「怒らないクスリ」より売れ行きが良いのです。


風邪は西に吹く>いま中国と日本の関係は悪いので中止になるかもしれませんが、上述の「誰もが分かる心療内科と精神科のお話し」の中国語訳が上海で進んでいます。私としては「健康でありたい」「幸せになりたい」という気持ちには国境はないと考えていますので、何とか実現してほしいと思っています。日本人だけでなく外国人まで日本の心療内科の技術が広がることは心療内科医の冥利に尽きます。私の心の中では風は東京から西へ西へと吹いています。皆さんも応援よろしくお願い致します。本日は自慢話に終始したみたいですが、ブログの軽いノリですのでお許し下さいませ。


本のコシマキの中国語の仮訳です。

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50度C洗い70度蒸しでカレーを作りました。

2013-11-05 00:10:47 | グルメ

先日、仕事が終わった後岩田屋コミュニティセンターで平山先生の50度C洗い70度C蒸しの講座に行きました。この時に食べたペーストカレーが美味しかったので、と言うかとてもあっさりしていたので自分でも作ってみたいと思いました。私なりに別の方法で。。。しかしこの写真を見ていると男性があまりいませんでした。。いかなあ~男は。



何故か家の近くのスーパーで商品を買うと鍋券がたまると蒸し鍋が安く変えるというキャンペーンをやっていました。早速2個買って一個は次女にやる。1個3800円です。



本日の野菜材料です。


細かく切ったのを50度Cで洗います。


それを蒸し鍋においてゆきます。


肉もさっと50度C洗いします。





次にルーを作ります。まず玉ねぎをオリーブ油とバターで炒め、小麦を加えます。ここはどうしても肉を含めて100度Cを超えてしまいます。これを70度に抑えたいのですが。。。レンコンをすって入れるのは粘りを取るためです。出来るだけ小麦粉を少なくしたいのです低カロリーのルーにするために。ソース、トマトケチャップを多めに、胡椒、塩、砂糖と醤油を少々入れます。


やや温度が下がった所でアルファリノレイン酸のグリーンナッツオイルを入れます。油のバランスです。


一応ルーが完成です。




最初100度にならないように間に網をおいていましたが、温度が上がらないために諦め網を取りました。火を消したり、ふたを開け野菜の下と上をひっくり返したりで、何とか70度を保ちました。70度蒸しはとても時間がかかります。短気な人は無理。腰も痛くなります。




出来あがりです。本日のばあさんと私の夕ご飯です。


私はカレーが子供の時から好きなのですが、年を取って胃腸が弱くなるとカレーを食べ過ぎると時々胸焼けがするので、食事としてはあまり食べません。カロリーも高く、胸がむかついた上にハイカロリーではたまりません。しかしこの時の50度C70度蒸しの講習の時の野菜カレーはとても味がすっきりしていました。直感的のこれは野菜のコーソが死なないために、消化しやすくなっていると感じました。ただルーは既成のものが使ってあったので、私はもっとすっきりした野菜カレーを作ることが自分でできると思いました。私の胸やけはルーの過酸化脂質であろうと以前より考えていたからです。ルーの作り方をインターネットで見ると、まともな所ではバター、安いところではサラダ油を使っているようです。ルーの素材は相当炒られるのでサラダ油は過酸化脂質になってしまいます。ですから私の場合ルーに使う油の基本はバター(飽和脂肪酸は酸化しない)で、小麦粉は少なくレンコン(レンコンは熱が上がるとろみが出る便秘に良い食物繊維です)でルーの粘りを取ります。油のバランスを取るためオメガ3とビタミンEが多いグリーンナッツオイルを使います。これは抗炎症作用がありアトピーを治しガンや脳梗塞を予防します。カレー粉は沢山入れます。これでターメリックのクルクミン、トマトのリコピン、玉ねぎのアリル硫酸、その他もろもろの抗酸化物質が入ります。50度で野菜のコーソ反応が起こり(活性化)、70度なので、酵素が破壊されません。

さてお味ですが、言うまでもなく最高でした。全然むかつきません。それどころか1時間もたたないうちにゲップが出て、すぐに消化しているのが分かりました。これは老人にも末期ガン患者にも食べれるカレーです。薬食同源です。ただ次回は肉は入れないか、ひき肉かミンチにします。肉を入れると野菜カレーにならないし、高い温度がどうしても要ります。。。




コメント (1)
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