統合医療日記

ここでの統合医療とは単に西洋医学と東洋医学の統合ではなく、病気を肉体と精神と社会及び自然環境の4視点から見ていきます。

ざっくばらんになりなさい!奇跡の生還より

2018-07-10 00:51:07 | 毎日メンタルヘルス(今日の一言)

102歳の

母親が14年ぶりに3回目の脳梗塞を起こした。88歳の時と比べ極めて生命の危機が迫っていました。生還は良くて50%くらいです。後頭葉に出来たため巣症状が無く発見がやや遅れたが、何とか24時間以内にラジカットをはじめることが出来ました。一時はCRPが13くらいまで上がりもうおしまいかと思いましたが、奇跡の生還をすることが出来ました。

退院して部屋に入ると語ること無く手をあげました。「ヨ!」て感じ。

コーヒーが好きなので焙煎コーヒーでカフェラテを作り上げました。

一気飲みでした。

しかしながら、脳梗塞で動きも悪く認知も少し出てきたようなので、長谷川をしました。

2つしか覚えられませんでした。

 

私もクリニックで多くの病人を抱え、休診日も働き「心配事が多く苦しいと」家内や娘に愚痴ると「神経質だとか、気が小さい」などと神経を逆なでする。こいつら心療内科の素養なしだなと思いつつ、認知症になりかけた母親に無駄と思いつつ同じように愚痴ました。そうすると「自分が病気になってまで仕事してどうするね。ざっくばらんになりなさい。神経使いすぎてはいけない」とビックリするような答えが返った。ざっくばらんになりなさい。今の私に最高のアドバイスです。

何か持ってきてというのでカウンセリングのお礼の意味でチョコアイスをやるとすばやい速さでほおばった。

満足げな顔をした後「あんた私をどうするね」聞いてきた。そこで「私の医術のかぎりを尽くして生かす」と答えたら、無言だったが「それなら生きる」と聞こえたような気がした。

心療内科の心の技術は年齢に関係ないと母に学んだ感じです。

 

 

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ミツバごはん(自然は語る)

2018-07-08 00:25:12 | 統合医療村

三つ葉御飯:年を取るとSODが少なくなるので、子供の頃苦手だった野草が好きになります。九大心療内科の医局から竹の子掘りに大挙してきた時、ある女性が嫁菜御飯を作りました。雑草扱いしていた野草からかくも美味しい嫁菜御飯できるとは思いませんでした。嫁菜に対して、三つ葉はそれ程取れず、新芽は貴重品で柔らかくて香りが強く、叔母たちがお吸い物に入れていました。


 しかしながら、今年はまるで三つ葉の草原のように三つ葉が群生しました。こんなことは生まれて初めてです。こんな時は天変地変が起こるものですが、草刈に来た人達に「今年は何かが起こりますよ」と言ったとたん大阪の地震が有りました。草刈人が「予言通りでホントにビックリしました」と言っていましたが、地震ではなくまさにこの大雨なのだと私は思います。
 毎週土曜日の午後沢山三つ葉の新芽を取り、やったことの無い三つ葉御飯を作りました。一晩塩付けにして炊き上がりの御飯に混ぜただけですが、最高に美味しいご飯でした。ゴマを入れるとさらに美味しい。原発事故のときも遠い熊井農園の水仙に奇形花が多くでました。自然は見えないものを見て私達に語りかけています。

 

ミツバにはクリプトテーネンやミツバエンという芳香物質が入っているます。βカロテンやビタミンKマグカルなどのミネラルが豊富です。自然からの贈り物です。

ミツバラーメンというものもあるらしい。こんど作ってみます。とりあえず今日は山からニラを採ってニララーメンを作りました。

梨がブドウのようになっていました。全国大雨ですが、秋の気配もすでに有ります。

 

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