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とうとう18歳になる愛犬りくが死んでしまいました
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老衰で死ぬとばかり思っていたりくが交通事故で自動車に跳ねられ死ぬとは思ってもいませんでした。写真は若松警察署に弱ったりくを迎えに行った時の姿。この時はまだ生きていました。
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急いで動物病院に連れて行きレントゲンと血液検査をしました。肺出血と肝臓破裂と消化管出血がありました。
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手術も考えましたが、年齢とあまりにも多臓器からの出血で仕方なくあきらめました。一日入院し点滴と抗生物質を打ちましたが、出血死という状態で本日午前8時に死亡しました。写真は死後の処置中。
意外な最後一昨年が猛暑で、りくは本当に死にそうでした。今年の夏はもうだめだろうと思い東京の息子に連絡しました。正月でも帰らない息子がすぐに帰ってきました。しかし去年の夏は比較的冷夏であり、トリマーの粋な計らいでサマーカットにしてもらい、生き延びることが出来ました。トリマーも「良い毛並で、20歳までは生きる」と保証したので、足が悪いながらまだ生きるかと思っていました。
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去年の夏のサマーカット
老老介護犬の18歳といえば、犬の1年は人間の5年ですから90歳になります。しかも野外でずっと飼ってきました。エアコンなく、冬は極寒で夏は37度の炎天下も耐えて生きてきました。温泉水と無農薬の残飯一日1食の小食療法で私なりに統合医療的にやって来ました。時には朝鮮人参などを飲ませたこともありました。しかし野外で飼ったため目が紫外線で白内障になってしまい。それで散歩があまりできなくなり、関節の痛みでさらに衰えてきていました。昨晩鎖が外れて脱出はしたものの目が見えず家に帰ることができず、明け方交通事故に巻き込まれたようです。午前中心配しながら診療していましたが、警察から連絡があり「弱っているから早く引き取りに来てください」と連絡有りました。こちらは足が弱っているのはもともとと思いゆっくりしていました。
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4時ごろ行ってみると、なんと交通事故みたいで本当に弱っていて、息も絶え絶えでしたがまだ生きていました。
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レントゲン検査では肺に出血、血液検査からは肝臓と消化管から出血有りと考えられました。
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もともとこの山から迷い降りてきた山犬の子ですから、親のいた山に帰してやりました。昨年植えたミカンの苗の横に植えました。患者の死後の処置でも決して泣かない看護師をしている次女も涙涙です。東京の息子にも電話で連絡、最初は理解できなかったようでしたが、事情が分かると彼の言葉がとても長い間止まりました。今は一緒に生活していませんが一番こたえたのではないでしょうか。
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あるじ無き住まいの姿。私にはこれが一番こたえました。18年間帰ると一番に目にする家の風景。そこにはいつもいた愛犬がいません。私が家に帰っても家族の反応はありませんが、りくが一番大きな声で吠えます。
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在りし日のリク
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恋人
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年長のライバルを失って悲しむ99歳の母。デイサービスから帰ってもりくの姿はありません。
皆様色々可愛がって頂きありがとうございました。お世話になりました。