ぞうもつ日記

喰ったら出せ! 出せないなら喰うな!

なめてかかる

2019-06-06 | つぶやき
柄つきのサクランボの方が好き!果実だけじゃなくて柄付きがいい!
・・・というヒトが多かったので、
いつの間にかサクランボは品種的に、柄と枝の離層の方が早くできるようになってしまったんだと。
サクラ的には、本来、先に果実と柄の間が離れて
邪魔な柄もない状態で落ちて鳥に運んでもらった方が、たくさん増えていくことができるにも関わらず。

いやはや、本当にヒトって傲慢です。
自然をコントロールしようとしてるんだから、なめたもんです。

もうほんとうに傲慢。
そんなヒトの傲慢さが、わたしは大好き。

傲慢さは、できないことを出来ると信じる心の源。
先人たちの傲慢さがあったからこそ実現しているすべてのことに依存して生きてるわたしは
自分にももっと肥沃な傲慢さがあれば人々の役に立てるのになぁと思う。

めっちゃ便利だ!すごい発明だ!ともてはやしたプラスチック。
ここにきてプラスチックゴミで海が溢れちゃった、どうしよう!
禁止だ禁止だ禁止だーー!!!っっと慌ててる。
本当に良かれとがんばって作ってきたのに。
まさか将来悪者扱いされるなんて思わずに、
ヒトの発明したものは絶対に素晴らしいんだと信じてきた傲慢さ。
憎めるわけがない。
そもそも不可能を可能と思い込むのが原動力なんだから
失敗だらけに決まってる
VIVA 失敗。 最高だ。

ちょっと悪い面が見えてきたからって
なんとかなる、と信じてないと人生なんて楽しくない。
ただ生きるのが実は難しい地球上で、
人生は楽しいと思って生きていけるなんて傲慢さ以外のなにものでもない。
もっと傲慢でなければ。

ヒトは、毎日全力で生き抜くだけというネコ様たちのような高貴な存在ではないのだから、
自分たちの欲は満たされるものだと信じて生きていかなければ、命が停滞してしまう。
傲慢に生きなければ生きていけないという試練を与えられているのかもしれない。

しかしながら、山野を切り拓いて道を作ったり、宇宙に行こうとしたりしている
自然と闘うことで必死に地球と共存しようとしてきた傲慢な先人たちに比べると、
いまひとつ傲慢さに欠けるチンケな方々が横行してますよね。

自分と自分の家族さえ幸せならばもはや日本なんてどうなってもいいと諦めちゃってるヒト。
日本どころか地球が破綻しても、今自分が裕福ならいいやと思ってる退廃的なヒト。
その場をごまかして、他の人間を支配していられればもう満足だという欲のないヒト。
山に穴あけちゃって美しい水を失っても、もう自分たちの世代さえ持てばいいやというヒト。
そういうヒトたちに完全支配されちゃってるのに、選挙いったって無駄じゃーんっていって何もしない自分に自信のなさすぎるヒト。

傲慢さが足りない!

もっともっとすごいことがヒトはできるはずだ!!!
生きることがつらくないようにコントロールできるに違いない!と大自然を侮り、
まだまだ資源の利用価値が眠ってるに違いない、とこの星を侮り、
逃げるところなんていくらでもあるよ!と大宇宙を侮り、
より傲慢にならなければ!
レッツ・ゴーマン