ぞうもつ日記

喰ったら出せ! 出せないなら喰うな!

食欲を分けて上げたい

2011-10-26 | 震災後
昨日、9階の職場までの階段登りを復活させたばかりなのに、
もう今日うっかり忘れてエレベーターに乗ってしまったぞうもつです、
こんにちは。

愛猫との濃密な日々ですが、
劇的数値改善で浮かれていたら、
また今朝はちょっとしょんぼり気味の猫。

どうも彼女の好み通りに
私は食事の用意ができないし。
さらに無理矢理薬飲まされるのだけは
死んでもごめんということらしい。

ほんとうに死んじゃうのにね。

とほほほ。

確かに数日中に死んでしまうかもしれないような危機は脱したと思う。
そうなれば、1日でも長く一緒に楽しくハッピーに暮らしたいと思うのが
ヒトの勝手なマインドというものです。
この気持ちなしに本気の治療なんてありえねぇ!
あまり悠長に構えてられる状況ではないが、
ワンステップワンステップ変えていかねば、また同じ状況に。。。

まずは、食いつきのいい餌をつきとめて
それにちょっとずつちょっとずつ療法食を混ぜて。。。。
という計画なのですが。
つまづきっぱなし。

なーんも食べてくれまへん。

今唯一食べてくれてるのが、
モンプチの芳醇まぐろと金だしのささみほたてなのですが、
どっちも食べてみたら

しょっぱーーーい

うううう。

どうしよう。

こっから、味のない療法食にほんとうに移行できるのか。。。。。

試練です。試練。

ネオ姫~~


もっとおいしいのださんかい。


ひとりでできるもん

2011-10-23 | 猫事情
ネオたんの皮下輸液をはじめてから早二週間が経ちました。
日常的にほとんど顔を合わすことのなかった配偶者と
日に二回の共同作業という奇妙な日々がはじまっていたわけです。
これまで互いのスケジュールなど全く知らず存ぜずだったのに、
「今日は何時帰り?」みたいな。
まるでまともな夫婦のような会話だな、と不思議な感じでした(・Θ・;)

可愛い愛猫のカラダに針ぶっさして
液体投入するわけですから、
間違いがあってはなりませぬ。
どうしても、ひとりが保定を、もうひとりが注射を、と
役割分担せねばならないわけです。
手伝いを断られたらどうしようなんてこと考えもせず、
勝手に病院で「自宅でやります」、といってしまったので、
有無を言わせず。。。。な状況となってしまったわけですが、
実のところ、13年前、猫ギライな配偶者に全く相談もせず、
「絶対迷惑かけない、自分が面倒みる」と言い張って
勝手に貰い受けてしまったのがカブ。
そのカブの相棒として一ヶ月もしないうちに譲りうけてしまったのがネオ。

ま、大嘘つきですね\(;゜∇゜)/

でも猫ギライだったはずの配偶者さまは
一ヶ月もしないうちに猫の写真もちあるいて、
「ウチの子、可愛いでしょ」といいはじめる始末。
可愛いっていうのは、すごいことなのだと
あらためて認識したのでありました。

ま、こんな可愛い子が家にいて、
猫が嫌いとかいってたら、その時点でどーかしてるわ、同居無理!と
なったのは間違いないので、猫馬鹿になった時点で
本人にも覚悟はあったと思うのですが。

しかしながら実際のところ、
週末のみならず、ほぼ毎晩午前様なのがあたりまえの方。
それを無理に帰ってくるのですから、無理がどこかで生じるのは
こちらが覚悟の上でした。
「もう長くない」ということを伝えた上で協力を仰いだので、
さすがに自分も家族のためになにかせにゃという気持ちに
なっていただけたのでしょう。
でも、思いのほかすごい元気になってきちゃったのですよ。
これは嬉しい誤算であり、かすかな望みをかけていた私は有頂天なのですが、
配偶者様にとってはどうなのでしょうか。

そんなわけで、昨夜の帰宅時間が謎だった配偶者
今朝はさすがに何度声をかけても起きていただけませんでした。
さてどうしたものか。
こんな日もまぁあるだろうとは思っていたけど....

ま、一回飛ばすよりは、
10mlでも20mlでもできるだけいれてあげた方がよかろうと。
ひとりでチャレンジしてみることにしました。
ここ最近の様子だと、保定は必要なさそうだったし。

椅子の上に自分が座り、ふとももの間にネオをいれて、
後ろから声かけながら、プツッ。
最初はちょっと声出しましたが、
注入中は、なかなか落ち着いている様子。
万が一動いちゃったら、すぐに針をはずせるように
緊張しまくりでしたが、10ml、20mlとスムーズに。
針を固定している側の薬指と小指で撫でながら、
さらにシリンジ押してる側の手の平でカラダを撫でながら、
なんだかわけわからん言葉をかけながら、。
しかし、目の前に誰もいないせいか、
やっぱり30mlあたりから落ち着かなくなってきて
しきりに後ろを振り返ろうとしだす。
そりゃそうだよねー。なんか不安だよねー。
ついには、体の向きを変えてきた。
うーーー。皮膚の下で針がへんなとこにいっちゃわないかと
ドキドキしながらも、ゆっくり方向あわせてみたら、
完全に自分の方むいてすわっちゃった。
でもそれでやっと落ち着いたみたいで、
残りはゆっくりいれてあげてる間、うとうと目で
気持ちよさそうにしててくれたー。
アタシも顔が見えてる状態で安心。
手は不自然な形で不安定だったけどww

うおー、
予定通り50ml注入成功!
ありがとうううう、ネオたん。
なんて可愛いんだー、おまいさんはー\(;゜∇゜)/

よし、これからは、自分だけでやるぞー!
.......
でも、顔見ながら針さすのは無理だなぁ(;´ρ`);;;;;;

ちなみに、カプセル投薬がちっとも成功しません。
うげーーーー。



ぞうもつが家に居るとちっとも寝ないネオ。









愛猫生活

2011-10-22 | 猫事情
むりやり薬を飲ませた後のあの気まずい時間帯が
なんともいえませんな。
触ろうとしても逃げられちゃう。。。。(悲)

ま、15分もすれば、すりすりぺろぺろですが。


もうー、おなでなさい、おなでなさい。


でももう見破られちゃってて、
カプセルを取り出したりごそごそしてるともう
わかっちゃうみたいで、身構えるんですよ。
ま、カブよりちょっとだけ賢いからなぁ、ネオは。。。。
レバーノブもすぐにあけられちゃったし。

いっぽう、1日2回おこなってる輸液の方は
意外と、まんざらでもないようで。
時間が近づくとうろうろしはじめて、
施術台(椅子ですけどw)に自分で乗ってくるんですよね。
針を刺してる間(5分くらい)も全然泣かなくなった。
1回目と2回目はカラダを支えてる同居人の指を
見事に蹴り切って血しぶきあげたんですが、
「もう軍手必要ないかもねー」ってぐらいになってます。

自分の腕が上がったということにしてますがね^^;;

問題は、食が細すぎることなのです。


病んでなおこの体型なので
なかなか信じていただけないのですが、、、、
(ちなみに最新画像です)

なにが食べたいのかは、
食べさせてみないと判断つかないのでね。
次々と無駄になる猫餌群、、、、

去年カブが病後はじめて食事を口にしたときも
涙流して感激したけど、
今回もネオがちょこっと口にしてくれるたびに
感動が全身を駆け巡るのです。

なんか幸せのハードルがそうとう低くなってる気がしますがw
幸せなのはいいことだっ。

明日も幸せでありますよーに♪


MEDIACRACY

2011-10-18 | 脱線
メディアクラシー。
アルバムタイトルです。
9月以降、がっつりリハにはいっているJariBuですが、
それより前に録音した盤が予定どおり、明日発売になります。
もともと自主でミニアルバムでクラブでのみ販売していた音源と、
7INCHでだけ発表していた音源、そして
震災後、何かにせきたてられるように録音してしまった音源。
あれよあれよという間に発売が決まるという流れに。




音楽って、時々、何ものかの大きな力によって、
「やらされてる」って感じることがあります。
あ、まぁ、やらせていただいてる、って思うようにしていますがww、
なんかこう自分の意志だけじゃないんですよね。
「やらなくちゃいけない」っていうのとも違うし。
なんなのでしょう。この感じ。
もはややる理由を考える間もない感じ。
気づけばまわっているのです、いろんなことが。

そうして地球上に出来上がってしまった数多くの盤の1枚です。
貴方との出会いを待ってます。
JariBu Afrobeat Arkestra "MEDIACRACY"
配信でも購入可能ですが、あえて、パケージで手にしてほしいのでございます。
ぽちっとね、ぽっちとね。

とはいえ、全然知らないバンドの音を買うような酔狂な人はそうそういないですよね。
こんなバンドでございやすってのを目で確認できる映像は
こちら

これで、よっしゃいっぱつスポンサーになってやろって方(笑
ぜひ枚数制限ありませんので、バカスカ買ってね。
ユニオンでは特典もつくみたいだよー!

まずはライヴを体験してから!という方、
これからいっぱいやりますよ~~!
↓↓

+++++++JariBu Live Information+++++++
10.29sat. @shibuya plug "Natural Vibes" (midnight)open 24:00
11.06sun. @shibuya Family "Soul Garden" (not深夜)w/q.a.s.b.
11.20sun.@shibuya plug リリパワンマン(not 深夜)
11.24thu.@daikanyama 晴れ豆 (not 深夜)w/Anyango


深夜活動の多いジャリブですが、
来月は通常ライヴ時間帯が多いので、
眠たい大人にもぴったり。

ぜ ひ き て ね




闘 病 生 活

2011-10-17 | 猫事情
みるみるうちに衰弱して
生死をさまよってしまったネオたん(13歳♀)。
びっこ=骨粗鬆症の裏に隠れていたのは、
やはり深刻な腎不全の進行でした。

病院にいったストレスが引き金になったのか、一気に尿毒症に。
何も食べれず、ひたすら吐き続ける状態になってよろよろと。
慢性腎不全ステージ5の診断。即刻入院。

はじめて「家族の死」というものが近づいているのを
実感することに。

数日間の入院治療を要するとのことでしたが、
猫並み以上のビビリ体質で、ケージのすみでがくがくぶるぶるな娘を見ていると
このまま会えなくなってしまいそうな不安で駄目飼い主は完全パニック。
「いきなりこのまま逝ってしまう可能性はありますか?」の質問に、
「いきなりはいくらなんでもないですよっ」と答えてくれるのを期待していたのに、
目をふせて「数値は、、、よくないんですよ、、、」というお医者さん。
その日はさすがに帰せる状態ではないといわれ、24時間治療を施してもらいましたが、
翌日から、できれば、朝預けて夜引き取る半日入院を続けるか、数日間全面預けるか、といわれたときに、
猫のストレスの軽減を優先したい旨伝え、どちらでもなく、自宅で看護するわけにいかないか、と。
半日入院を続けていたら、昼間お気に入りの場所でひなたぼっこできないし、
カブとも一緒にいられない。
昼間どうせ留守するくせに、なんたる勝手な言い分だろうと思う方もあろうが、
もうほんとうに死んじゃうと思い込んでいたので、
とにかく家にいてほしかったのです。勝手な親ですが、ほんとうに。

お医者さんは、もう本当に末期だと診断していたので、
飼い主の意志を尊重、自宅看護の方法をおしえてくれました。
これ、獣医さんによっては、許可しないところもあるらしいです。
法的には、条件満たしていれば許されているのですが。

そんなわけで、早々に自宅での皮下輸液をスタートしました。
朝晩2回、ぶっといシリンジで50mlの点滴液を注射するのです。
もちろん、注射なんてしたことないし、
私は自慢じゃないけど、先端恐怖症。お針仕事もろくすっぽできないのです。
でも決断はあっという間でした。
自宅で毎日やります、と。
病院での静脈点滴ほどの効果は得られないといわれましたが、
病院にいるストレスを考えたら、たとえ、へたくそでも
私がおうちで注射するほうがいいに決まってる!
すべての病気はストレスが原因だし、
ストレスで悪化するし、
ストレスを軽減すれば、症状は楽になる、と信じてのことです。

もう、いずれにせよ治癒する病ではないので。

楽で、快適に過ごさせるために
なんでも努力しようと。

血液検査の数値的には、余命1ヶ月が限度かな、と思われました。
もちろん覚悟はしています。

でも明日のことなんて誰にもわからないし。

ネオを看取るつもりが自分が事故で死んじゃう可能性だってある。

1日1日全力で生きるしかやれることはないんですよね、所詮。

ネオを自宅看護する日々がこうしてはじまり、
1週間が過ぎました。
ネオは自宅でくつろぎ、みるみるまに元気になり、
ついに自分でゴハンにも口をつけるようになり、
1週間後の検査では、お医者さんもびっくりな数値の改善。
とはいっても、生きてるわずかな腎臓がいっしょうけんめい
働いている状態なので、
お薬と点滴でそれを補っていくしかないのですが。
ずっとずっと。可能な限り。

いずれ、注射も打てないからだになるでしょう。
いずれ、薬ものみこめなくなるでしょう。
いずれ、合併症が次々と現れ、手の施しようがなくなるでしょう。

それが、来週なのか
来月なのか、
来年なのか、
もしかしたらなんだかんだうまいこといって
数年後になるのか、

誰にもわかりません。

だから、今ネオをいる時間を(もちろんカブとの時間も)
存分に楽しんで、いろんなこと分かち合って、
過ごしていきたいと思います。
生まれてはじめて、自分は生きなくちゃいけない!、と思える
確固たる理由を以て、今、生きてます。

子育ても老人介護もすることなく
一生を終わりそうだった私に、
尊い経験を与えてくれたネオとカブに感謝。


そんなわけで、
ジョー・バターンにいけなかったのは残念でしたが、
数々のお遊び予定等々もお見送りしているわけですが、

いつになく日々充実しております。

家にいるんで、
すげーいっぱい漫画よんだりねww(そこかよ!)