細越麟太郎 MOVIE DIARY

最新の映画情報や批評を掲載します。

●『アウトブレイク』は、猛毒新雑菌による大感染パニックの予言作でしたが・・。

2021年03月13日 | Weblog
●3月12日(金)21-30 ニコタマ・サンセット傑作座
0V-66『アウトブレイク』"Outbreak" (1995) Warner Brothers, Arnold Kopelson Studio, Punch Productions. <129分・ビスタサイズ>
製作・監督・ウォルフガング・ペーターゼン 主演・ダスティン・ホフマン、レネ・ロッソ、モーガン・フリーマン 
1年程前に、ちょうどコロナ騒動が、あの豪華客船から発症した頃に,ハリウッドに住む旧友でキャスティングのジェーン・ジェンキンスからメールがあった。
どうやら<プリンセス号の発症は世界的にアウトブレイクになりそうなので、お互いに感染には注意しましょうね・・>といった内容だった。
俳優で監督になったロン・ハワードとご近所で、親友の彼女は、女優時代からキャスティングの仕事をしていて、多くの作品に関わっていて、わたしは自宅にも行ったものだ。
この95年の作品も、彼女がキャスティングしていて、DVDでは持っていたが、その後は見ていなかった<感染パニック映画>で、こうして久しぶりに見た。
アフリカ中部のモタバ河の流域で発症した、原因不明の出血致死の集団感染の原因菌の調査に、アメリカ陸軍感染症調査員のダスティンが派遣されて調査する。
どうやら珍種のサルが猛毒菌の媒介らしいが、村の住民がすべて大量出血で、数日で感染死するという、その媒介を調査していたが、アメリカにも感染。
そのサルをペット用に、貨物船で密輸販売していた悪徳グループが、秘かに売った猿が逃げて、とうとうカリフォルニア山岳地帯の小さな街にも感染者が大量に続出したのだ。
あの、ジョン・スタージェス監督の「サタンバグ」という傑作は、それよりも以前の80年代に出た傑作パニック映画だったが、こちらはその調査研究班が奔走する。
とにかく、そのペット用のサルは捕獲したものの、媒介した悪性のバイ菌は猛威をふるい死者のベッドで、病院の廊下も通行困難になるほどで、パニック増大。
という、つまりは細菌感染による、当時、80-90年代に流行した<パニック映画>で、まさか、今頃になって、またDVDで見るなんて・・困ったご時世だ。

■ショート頭上のフライがレフト前でイレギュラー、野手を翻弄。
●ワーナーホームビデオのDVDで鑑賞。