細沼園のお茶飲み話

お茶の時間のひとときに、思いつくまま書きました。

糸車   著者  宇江佐真理

2015-03-31 22:30:16 | 読書メモ あ行

《内容》

江戸・深川で独り暮らしをするお絹は、3年前までは蝦夷松前藩の家老の妻だった。お絹は商いを通じて町の人々と親交を深めるうちに、行方不明の息子と夫の死にまつわる噂を耳にして…。『小説すばる』掲載を単行本化。    (紹介文より)

 

―――倖せと不倖せは紙一重である。今が倖せでもその先がどうなるかわからない。持って生まれた運にも左右されるだろう。肝腎なのは何があっても折れない気持ちを持つことだ。そして何事も決めるのは自分である。人に相談したところで始まらない。


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