温風茶館(おんぷうちゃかん)

好きなことを温かく語ろう。おひとりさま茶話会気分のとうとう還暦ブログ。

私的まじっすか:日本語の用法について

2013-07-25 12:23:09 | 中丸雄一くん
きのうの話題の続きというか、派生である。

「シューイチ」夏休み企画の京都の旅、
貴船川のせせらぎを聞きつつ懐石料理をいただく贅沢ランチで
アユの塩焼きを食べていたとき、
中丸くんが気になる感想を言った。

「こんな幸せなことってありますね。」
ん?その表現なんかへんだ。
同じ言うなら
「こんな幸せなことってありませんよね」
じゃないか・・?

では、なんでおかしいのか考えてみた。
日本語文法の参考書が見つからないのでちゃんと調べていないが(図書館行けよ)、

「こんな~」(形容動詞)は程度を表す。
今直面している状況が、いかに特別であるかを強調している。
なので、「こんな~」のあとが平叙文「ある」、「あります」で終わると
違和感を感じるのではないか。
「こんな幸せなこと」が「ある」のを強調するために、前述のように
「ありません」を使う。
または強調を表す「~んです」を用いて
「こんな幸せなことってあるんですね」
と言うのが自然ではないだろうか。

などど小難しいことを考えてしまった。

中丸くんはいつも言葉づかいちゃんとしてるし、
尊敬語や謙譲語なんかも正確に使ってるのに、いきなりへんな日本語が
でてきちゃったな。
まあ、お箸で豆腐やそうめんをきれいに食べられる、正しい箸の
使い方ができていることと差し引きして、
今回は聞かなかったことにしておきます?!
コメント
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