誰も歩いたことのない道

今日から９月。
次の日曜日は中丸くんの誕生日だ。

去年の９月４日から今年の９月４日までは、どんな一年だっただろう。

はじめに思い描いていた一年と、現実の一年は、随分違うものだったかもしれない。

悲しいことも辛いこともあっただろう。
不本意なこともあっただろう。

ライブの締めくくりのとき、中丸くんは、充電期間に入ることを
はじめは納得できなかったと言っていた。
それでも、後ろ向きな決断ではないと思えるようになったとも。

あの日涙して選んだ道は、きっと中丸くんにとって、KAT-TUNにとって
輝かしい未来につながっているんだと思う。
そのために、今はとても重要な時なんだと思う。
よくもわるくも、
充電なんて時間が得られることは、この先二度とないだろうから。

今のあいだにできること、今でしかできないこと、
今だからやらなければならないこと、彼らはたくさんたくさんの事を考えて
来たる日を見据えているはず。

10Ks! の、それぞれのあいさつの中で、亀梨くんは、ライブが終われば
ここから先は未知の世界だと言っていた。

今の彼らはまだ、責任感や使命感でグループを守ろうとする気持ちが
大きいかもしれない。けれどどこかで、３人の気持ちが
ぴたりと合わさる時がくるだろう。
自分たちのために、踏み出せるときがくるだろう。

誰も知らない物語が、そのときから始まるのだ。