卓球の福原選手の結婚のニュース、
「赤ちゃんが楽しみ」みたいな流れでコメントが回ってきた中丸くんは、
大きなお世話かもしれないですけどと前置きした上で、
卓球の環境も整っているから、お子さんが出来た時に楽しみと言っていた。
そうなのだ。
家庭にはそれぞれ考え方や計画や事情があるだろうから、
結婚と聞くなり子どもの話を持ち出すなんて、大きなお世話だしナンセンス。
そのあたりに配慮したひとことを添えられるところが、中丸くんの優秀さだ。
さて、230回目の「まじっすか」は専門書店第3弾。
一軒目は自費出版の小冊子専門店。一冊いくらで売っているんだろう。
自分で冊子を作って持ち込めば(送付も可)店に置いてくれるそうだ。
こういうところから著名な芸術家が育つのか
日が暮れてから向かった2軒目は、カウンター席のある居酒屋っぽいお店。
小説やエッセイに出てくる料理が食べられる本屋さんで、
中丸くんが取材に入った時は、サラリーマン3名ほどがお酒を飲んでいる。
日替わりのメニューのほかに、お料理のリクエストもできるとか。
書籍は3000冊ほど販売しているそうで、本棚には古そうな本も並んでいる。
普通の書店では手に入らないお宝古書が埋もれているかも。
このお店行きたい!!
マスターが中丸くんに出してくれたのは、
「檀流クッキング」の大正コロッケ、おからを揚げたコロッケだ。
おもてさっくり、中しっとりで美味そう。
もう一品は「海辺のカフカ」のオムレツ。
村上春樹、読んだことないなあ。
お料理を待つあいだに、「海辺のカフカ」(下巻)、オムレツの出てくる場面を中丸くんが朗読する。
こんなところで中丸くんと小説のコラボレーションが見られるとは、
思いがけないしあわせ!
おおお。中丸くんの細い指に文庫本が似合う!
読書の秋、芸術の秋、煩悩の秋~~!!
朗読だったら、読む速度はもう少しゆっくりがいいな。
声は低めのトーンが申し分ないでございます。もっとじっくり聞きたい。
ところで、私の印象にある、小説に出てくる献立は、
谷崎潤一郎「蓼食う虫(たでくうむし)」のトースト。
「即席のサンドイッチをこしらえるのにかまけている彼女は、
縦に二つに切ってある酢漬けのきゅうりを細かに刻んでは
それと腸詰とをパンの間に挟みながら器用な手つきで口の中に運んだ。」
独逸人の店のソーセージとか、ユーハイムの西洋菓子とか、
昭和初期の神戸のハイカラな空気が行間からあふれていて、
読んでいるこちらまで上流社会のマダム気分になれるのだ
「赤ちゃんが楽しみ」みたいな流れでコメントが回ってきた中丸くんは、
大きなお世話かもしれないですけどと前置きした上で、
卓球の環境も整っているから、お子さんが出来た時に楽しみと言っていた。
そうなのだ。
家庭にはそれぞれ考え方や計画や事情があるだろうから、
結婚と聞くなり子どもの話を持ち出すなんて、大きなお世話だしナンセンス。
そのあたりに配慮したひとことを添えられるところが、中丸くんの優秀さだ。
さて、230回目の「まじっすか」は専門書店第3弾。
一軒目は自費出版の小冊子専門店。一冊いくらで売っているんだろう。
自分で冊子を作って持ち込めば(送付も可)店に置いてくれるそうだ。
こういうところから著名な芸術家が育つのか
日が暮れてから向かった2軒目は、カウンター席のある居酒屋っぽいお店。
小説やエッセイに出てくる料理が食べられる本屋さんで、
中丸くんが取材に入った時は、サラリーマン3名ほどがお酒を飲んでいる。
日替わりのメニューのほかに、お料理のリクエストもできるとか。
書籍は3000冊ほど販売しているそうで、本棚には古そうな本も並んでいる。
普通の書店では手に入らないお宝古書が埋もれているかも。
このお店行きたい!!
マスターが中丸くんに出してくれたのは、
「檀流クッキング」の大正コロッケ、おからを揚げたコロッケだ。
おもてさっくり、中しっとりで美味そう。
もう一品は「海辺のカフカ」のオムレツ。
村上春樹、読んだことないなあ。
お料理を待つあいだに、「海辺のカフカ」(下巻)、オムレツの出てくる場面を中丸くんが朗読する。
こんなところで中丸くんと小説のコラボレーションが見られるとは、
思いがけないしあわせ!
おおお。中丸くんの細い指に文庫本が似合う!
読書の秋、芸術の秋、煩悩の秋~~!!
朗読だったら、読む速度はもう少しゆっくりがいいな。
声は低めのトーンが申し分ないでございます。もっとじっくり聞きたい。
ところで、私の印象にある、小説に出てくる献立は、
谷崎潤一郎「蓼食う虫(たでくうむし)」のトースト。
「即席のサンドイッチをこしらえるのにかまけている彼女は、
縦に二つに切ってある酢漬けのきゅうりを細かに刻んでは
それと腸詰とをパンの間に挟みながら器用な手つきで口の中に運んだ。」
独逸人の店のソーセージとか、ユーハイムの西洋菓子とか、
昭和初期の神戸のハイカラな空気が行間からあふれていて、
読んでいるこちらまで上流社会のマダム気分になれるのだ