女人高野

日曜日は友人の誘いで室生寺近くのアートギャラリーに行った。

９時に四条烏丸で待ち合わせ、近鉄を乗り継いで１１時前に室生口大野駅到着。

駅からギャラリーまではタクシーで５分ほど。
友人は去年は歩いて行ったと言う。
景色も良いし、じゃあのんびり歩こうか、ということになった。
３０度を超える白昼、登り坂を４０分以上歩いた。のんびりどころではなかった。

民家を改装したギャラリーは、ずっといたくなるような落ち着いた一軒家で、
縁側からの眺めは、息を切らして来ただけの価値があった。
山から吹いてくる風の心地よさは格別。
帰り道、草むらの中に野生の雉がいたのには驚いた。

往復徒歩は私の体力がもたないので、帰りはタクシーで駅まで戻り、
路線バスで室生寺へ。
室生寺は石楠花の時しか人が来ないのか、午後２時のバスの乗客はわれわれ２人だけだった。


清流の川を過ぎ、たいこ橋を渡ると、女人高野室生寺。
室生山にひっそりと建つ古刹は、なんともゆかしくつつましい。

奈良市内から離れてここまで来ると観光客はまるでいず、
ああ、ここはまだ、インバウンドの喧騒に踏み荒らされていない、
いつまでもこの静けさか変わらないでいてほしい、と思う。

その反面、このへんにももう少し人が来てお金を落としてくれたら
お堂の修繕もできるのかな、などと思ったりもした。

こちら室生寺の本堂。もみじの緑がきれい。
若いお坊さんが、ご本尊如意輪観音のことをくわしく説明してくれて、勉強になった。


五重塔。
このさきの石段を上ると奥ノ院。

７月１日のデイリースポーツ

７月１日（日）の「デイリースポーツ」に、ワールドカップつながりで
中丸くんの記事が載っていた。
日本代表キャプテン長谷部誠選手と親交があることや、
サッカー好きであることからインタビューを受けたそうで、
わりと大きい写真入りの記事だ。

「シューイチ」の放送でも新聞の紹介をしていたのだが、
私はこの日、朝８時から家を出て、奈良県の室生寺に行っていた。

奈良は自分の聖域であるから、そこにいるあいだはネットは見ない。
録画しておいたシューイチは、帰宅後、見る時間がなかった。
なのでスポーツ新聞のことは翌日まで知らなかった。
リアルタイムでシューイチを見ていたら、放送終了後コンビニに走ったのだが、
翌日知ったのでは手遅れであった。

デイリーオンラインの記事を読むと、長谷部選手と中丸くんの
礼節を重んじる人柄が伝わってくる。
中丸くんの話では、長谷部さんは
「お酒を飲んでも変わらない、上品ですてきな男性」だそうだ。

すばらしい
お酒が入るとやたら騒がしくなる人いるけど、
長谷部さんも中丸くんもワイワイ大声にならず、静かに話をしていそう。
飲むというより「グラスを傾ける」みたいな雰囲気のお酒が似合いそうだ。

番組終了直前にスタッフから新聞を受け取ったらしい中山ヒデは、
今まで（記事のことを）全く知らなかった、
なんで生放送中に言わないの？って中丸くんに言っていた。
私も、金曜日の「中ペ」にひとこと書いておいてくれたら
チェックできたかなあ・・なんて思うけど、

長谷部選手とメールをやりとりしているとか、新聞に載るとかを、
自分からべらべら話さないのが中丸くんの良さだ。

こういう信頼できる一面が、この先、大好きなサッカーにかかわるお仕事に
つながっていけば嬉しいと思う。