温風茶館(おんぷうちゃかん)

好きなことを温かく語ろう。おひとりさま茶話会気分のいよいよ還暦ブログ。

千秋楽のカーテンコール①

2020-11-03 00:00:15 | 中丸雄一くん
カーテンコールは、観客数は同じでも
拍手はいつもより大きめ。
千秋楽に来られたお客さんたちの思いがこもってる!
家で見ている私たちのぶんまでこもってる!

コロナ禍で中止もありうる中で
「無事に最終日をむかえることができました・・」と
中丸くんが挨拶を始めると、
背後のスクリーンがパッと明るくなり
千秋楽おめでとう!のサプライズメッセージ。
中丸くん超お気に入りの
ドット絵のキャラクターも配されている。
スタッフさんたちの心づくしに、中丸くんは
嬉しいな・・。と2度3度つぶやいていた。

舞台に立っているのは自分ひとりだけれども、
そのために沢山の人が動いてくれている。
スタッフさんたちの協力がなければ舞台は成り立たないと
カーテンコールの度にスタッフへの感謝を口にしている中丸くん、
この舞台はセットを置かずほとんど映像で作っているので
映像チームはほんとうに大変。
時にレーザー担当の人は、注文が細かすぎて
何度も辞めたくなっただろうと言う。
そのうち卓とか壊すんじゃないかと心配していたとも明かす。

中丸くんの舞台に限らず、笑いを作りだす現場って
すっごく真剣で、当人たちは笑うどころじゃないのだと思う。
制作過程はピリピリしているようではあるが、
ずっと「楽しい時間」に携わっているスタッフさんも多くて、
演出のことなど自分の考えていることがすっと伝わるようになったと
長い付き合いゆえの連帯感も生まれたようだ。

今、「4」の舞台をしながら「5」についても話し合っていると言う。
そんな中丸くんに舞台下のスタッフさんからふたたびメッセージが届く。
プロンプターに打ち出されたのを中丸くんが読み上げると
大阪から千秋楽までお疲れ様でした、の労いに続けて
「5」に向けて良いものを作りましょう。スタッフ一同
の、頼もしい言葉!

今回はコロナのこともあり、準備も当日の進行も
勝手の違うことだらけで大変だったと思う。
それでも次回作に意欲を向けてくれる人たちがいるのは有難いことだ。
中丸くんはそんなスタッフさんたちを拍手で讃え
僕はつくづく恵まれていると思いますと静かに言った。

「5」の作業が本格的に始まれば、映像班の人たちはまた
中丸くんの細かすぎる演出にぶち切れそうになるのかもしれない。
こいつとは二度と仕事したくないと思う人もいるかもしれない。
けれどそのスタッフさんたちの技術を無駄にしないパフォーマンスを
中丸くんが見せればこそ、みな協力してくれるんだと思う。
スタッフさんたちと良い関係が築けているのは中丸くんの
努力の賜物でもあるのだ。


コメント
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