「中丸くんの楽しい時間２」その2

--続き

ステージ衣装で登場のエンディングでは歌を披露。
打ち合わせ段階の時は、
歌のコーナーを入れるとしたら、２曲歌うとして５～６分使う、
そうすると、他のコーナーをけずらなけらばならない。
全体の流れがぎこちなくなるようだったら、いっそ今回は
歌を入れずに、その時間に違うコーナーを入れてはどうかと、
スタッフ含め、考えが二転三転していたらしい。

最後の最後に歌を持ってくることで落ち着いたのだろうか。
中丸くんの納得のいく構成で舞台を作ってくれれば、それがいちばん良いと思っていたが、
やはり一曲でも歌が聴けて嬉しかった。
旅立ちの決意をうたったバラード曲だった。

カーテンコールでは、大好きなイラストレーターの方に
パンフレットのイラストを描いてもらった話。
ずーっと自分を描いてほしいと思っていて、ついにオファーしたのだそうだ。

見ごたえ、読みごたえ充分なパンフレットは、舞台と同じく隅から隅まで
こだわりの一冊。
良い写真ばっかりだけど、個人的にはナゼか
コーヒー牛乳の場面がお気に入り。温泉卓球の大袈裟な演出も好き。

巻末のひとつ前のページ左側、ソファに凭れた横顔が美しい。
中丸くんの持ってるマグカップ、グッズ販売したら売れそう。
右側の、夜景の写真もすてきだ。こういうふっとはかなげな表情に
ハートを射抜かれている中高年、少なくないと思うな。

出色のパロディは、最終ページの「１０ｋｓ！」
ラストが「１０ｋｓ！」とはなんと強いグループ愛かと
そのままパンフレットを閉じかけて、二度見した。
中丸くんのセンスにしびれた。