温風茶館(おんぷうちゃかん)

好きなことを温かく語ろう。おひとりさま茶話会気分のとうとう還暦ブログ。

「中丸くんの楽しい時間2」その1

2017-11-07 21:45:18 | 中丸雄一くん
「中丸くんの楽しい時間2」10月30日(月)19:00の部に行ってきました。


一幕目は喜怒哀楽のコーナー。ソロ公演のグッズと衣装打ち合わせシーンを
コミカルに再現(?)する。
チケット完売の報にひっそり喜んだり、
“うちわ”のデザインにダメ出しされて不機嫌になったり、
スケジュールを詰めすぎるマネージャーに腹を立てたり。

場面変わって、仕事が終わって楽屋でひといき。
天気予報を見ようとテレビをつけるとおかしなニュース番組が。
ちょっとイラつくアナウンサーは、前作から引き続きの登場人物かな。
肝心の東京の天気がさっぱりわからない天気予報、
バルト3国とかマニアックな地名がツボにはまる。

衣装を持ち帰って自宅でリハーサルするくだりでは、
身の回りの道具を駆使して10ks!のステージを再現する
「ひとりUNLOCK」が秀逸だ。
ライターの火とかドライヤーの風とか七輪のスモークとか
表現がしょぼいんだけど、それなりに似ているところがなんともおかしい。
中丸くん、よくあれだけ次々とくだらないこと考えつくなあ(←賛辞)と感心する。

「ひとりUNLOCK」の前に、照明さんとの息ぴったりの
暗闇に放物線を描く華麗なジャンプが入っていて、このシーンも必見だ。

ふとんで寝ているところに巨大スロットマシンが登場する3ワード大喜利は
へんな夢を見ているって設定なんだろうな。
お題の組み合わせは何パターンかあるのだろうか。
「玄関開けたら」 「2分で」 「文春砲」というゲスい時事ネタにウケる。

ほかにも太鼓の達人ならぬボイパの達人や、よく意味のわからない
「S-1グランプリ」など、中丸くんのやりたいことを詰め込んだコーナーが続々登場。
「S-1グランプリ」は細部までかなり凝って作ってあって、
中丸くん楽しんでるんだなあって感じだ。

客席との質疑応答は、席によっては質問者の声が聞こえないんだけど、
中丸くんが一生懸命聞き取って復唱してくれるので、それを聞くのも楽しい。
質問はひとり1つ。
応答の流れで重ねて質問しようとするお客さんを
質問はひとつだけときっぱり制するのはさすが中丸くんらしい。

質疑応答コーナー、名づけて「中丸ときめきメモリアル」、
願い事がかなうという伝説の木に中丸くんがお願いしたのは
「タレントとしての好感度があがりますように。」
そんな夢のない中丸くんの、好感度アップ策略トークのVTRがシュールで良い。
こういう毒を孕んだ一面も有りかな。

いちばんかっこよくて見ごたえがあるのは、やっぱりダンス。
影と追いかけっこするパントマイムからのダンスシーン、
影絵やレーザー光線、プロジェクションマッピングといった
映像技術が映えるのも、中丸くんの切れの良いダンスがあればこそ。
ダンスだけでなくパントマイムも巧みで、アメリカンコミックのような設定とあわせて楽しめた。

そして最後のコーナーは、振り出しに戻って、打ち合わせの翌日のおはなし。
意気揚々とデートに出かけ、別れを告げられる男の悲喜劇。
完膚なくふられる中丸くんだが、デートの場所がフォルクスって、
アイドルとは思えないけちくさ、いや
庶民っぽさ。これが原因でふられたとしたら仕方がないな。

--続く
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