雷鳴で目が覚めたのは今朝の4時過ぎです。
時折激しい雨音と雷鳴はするものの、
豪雨とか落雷とかの切迫感はありませんでした。
ところが、明るくなって裏の河川を見てビックリ~!
川は予想しなかった水量とスピードで濁流と化していました。
先日来、大雨で400ミリを超える雨が降りましたが、
裏の河川はこれほどの水位・水量にはなりませんでした。
今日は、朝方の2時間余りで150ミリの雨が、
上流で集中的に降った模様です。
なお、同じ市内でも10キロ程度離れた観測点では、
40ミリしか降っていません。
市内中心部では、時間雨量80ミリと報道されていました。
ちなみに、線状降水帯が発生していたら、たぶんアウトです。
そこで改めて注意することは~。
・河川の水位は、上流の雨に影響されるので思わぬ増水が発生する。
(上流との時間差は1時間程度あった。)
・雷が鳴る時、短時間に大量の雨が狭いエリアに集中して降る恐れがある。
・河川堤防の高さはもちろん、橋桁の高さもとても重要で、
古い橋は堤防高より橋桁の方が低いところにあるので要注意。
(今回の水位は、堤防まであと2メートル程度のところまで上がったが、
実は橋桁まであと1メートル位のところになっていた。)
・河川の氾濫のみでなく、内水氾濫にも要注意。
(河川氾濫はなかったが、河川水位が上がって水路の排水が追いつかず、
浸水被害が発生したところあり。)
・天気予報はあてにならない。
(予報では、時間雨量は多い所で30ミリだった。)
かつては、大雨と言えば台風や梅雨末期と決まっていました。
ところが、今日は豊後水道を湿った空気が北上しただけで、
いとも簡単に集中豪雨となってしまいました。
そもそも、人間は自然の力にはかなわないのはあたりまえですが、
温暖化など人間の手で自然の驚異を高めてしまった気がします。
まだまだ、大雨は続き熱帯低気圧も発生したようでお気をつけください~。
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