浄土真宗本願寺派 法徳寺ブログ

神奈川県厚木市にある浄土真宗本願寺派(西)のお寺です。
永代供養墓10万より受付中です。

友人の結婚式と、名古屋別院

2023-09-02 19:13:00 | 日記
こんばんは。副住職です。



今日は、高校時代の友人の結婚式で、名古屋へ行って参りました。







結婚式後、名古屋の浄土真宗の、中心寺院である、名古屋別院へお参りいたしました。

実は名古屋は、東本願寺が本山の、真宗大谷派のお寺さまが多い地域です。
数百年前、勢力の大きかった浄土真宗を、東西の2つの宗派に分ける事を推進した、徳川家康の影響があるようで、大谷派の名古屋別院も、とても立派なお堂でありました。










その後、私たちの宗派と同じ、お西の名古屋別院へお参りしました。インド様式のお堂で、私にとっては馴染み深い、築地本願寺さまのような、素敵なお堂でした。


友達のめでたい門出をお祝いできて、2つの名古屋別院へお参りできた、有り難い1日でありました。


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古都鎌倉散策

2023-09-01 20:45:00 | 日記
今日は、高級霊園として名高い鎌倉霊園にお参りでした。この霊園を造った方も超有名な方です。40000基もある巨大な霊園、古都鎌倉に、こんな巨大な霊園がある自体、今の時代奇跡です。現在なら、絶対開発許可がおりるわけないと思います。土日やお彼岸、お盆ともなれば、霊園の駐車場は満車、そして、そこらじゅうが大混雑の鎌倉ですが、今日は、空いていて、のんびりとご法事が出来ました。巨大な霊園での法事は、平日が、絶対おすすめですよ。法事が無事終わり、せっかく鎌倉まで来たので、長谷寺と鎌倉大仏に寄ってきました。鎌倉の有名人気寺院トップを争う2つの寺院は、とても近い位置にあります。まずは、長谷寺さんも、9月の平日でしたので空いてました。というか、ほとんど、外国人観光客さんしかいません。私は、コンビニでお昼ごはんを買い、長谷寺の境内のベンチでいただきましたが、何だか、とても美味しく感じました。長谷寺でランチなんて、贅沢な時間ですが、これも平日だから、出来る事です。





















良い眺め


長谷寺さんの有名な、なごみ地蔵さんです。


長谷寺さんを後にする時、ふと、山門前のNAGOMI SHOPを通りかかった時、沢山の小さな なごみ地蔵さんが目に留まり、3分悩み、買ってしまった!1000円でした。

吾 唯 足 知
最後に、トイレを使わせてもらった時、足元にありました。
有り難い言葉です。
法徳寺にも欲しい‼️

次に、鎌倉の大仏様です。何度来ても、感動します。なんといっても、阿弥陀如来坐像ですから、我が宗、浄土真宗のご本尊さまと同じです。






今日の発見、かなり、猫背であること。この姿勢は、首が疲れます。それには、おそらく理由があってのことです。仏像の形には、必ず、理由があります。たぶん、ネットを調べれば理由が判明すると思います。



鎌倉も、お寺から1時間圏で行けるので、また、機会があれば、行こうと思います。鎌倉は、結構、登山道もありますが、今の時期は、暑いので、冬場が良い季節です。それではまた。

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今月もありがとうございました

2023-08-31 22:02:00 | 日記
今日で、8月も終わり、明日から、9月になりますが、まだまだ、暑い日が続いております。これから、夏の疲れが出て、体調を崩しやすい季節です。私も連日、法事やご葬儀があり、忙しいので、体調には気を付けたいと思います。この前、半日、予定がない日があり、時間はあまりなかったけど、箱根に歩きに行きました。箱根は、お寺から、車で1時間圏内なので、よく行きます。平日なのに、箱根湯本周辺は、大混雑でした。もう、子供たちは、学校が始まっているから、空いてるだろうと思ったら、とんでもない。有名な高級旅館からも、ゾクゾクと車が出入りしてました。私が、止めようと思ってた、駐車場も満車でした。結局は、道の駅 箱根峠に、車を止め、近くを歩き出しましたら、マツムシソウが咲いていて、もう、秋なんだなぁと感じて、時間切れとなり。車に戻り、寺に帰って来ました。


登山道には、何故か、アザミが多い、トゲがあるから、足が痛い。

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10年前そして10年後

2023-08-30 19:38:32 | 日記

昨日は、母の命日に、父と子供、孫で法要をお勤めしたのですが、法事というものは、勤める前は、なかなか気が重く、面倒なものです。誰を呼ぶか、食事はどうするのか、お返し物をするかどうかなど、そして、兄弟で、日時や場所などで意見が合わなかったり、いろいろとあると思いますが、法事を勤めるのは、強制的なものではありません。しかし、昨日も思いましたが、勤めた後、やっぱり、みんなが集まって、亡き方を偲ぶというのは、実に、終わった後、清々しい気持ちになるものなのです。そういえば、10年前は、父は、まだ、足腰がしっかりしていて、母のお見舞いに、毎日、自分一人で行っていたのを思い出しました。しかし、今は、だいぶ、足腰が弱ってしまい、歩くのもやっとになってしまい、杖を利用しないと歩けなくなりました。頭は、あいかわらず、衰えてないのが凄いことです。10年前は、夏は、もちろん、暑かったですが、今のような猛暑ではなかったように思います。まだまだ、家族葬や一日葬というのは、少なかった時代で、亡くなれば、とうぜん、通夜、葬儀を勤めている時代、隣近所も参列が当たり前の時代でした。会社関係の方も、多く参列されていました。通夜も私が読経を勤めている、隣の会場から、読経中から、通夜振る舞い行われ、お酒もはいって、大きな笑い声が聞こえてくるような場面も多かったのです。でも、それが、当たり前だったのです。読経が終わるまで待っている方は、親族だけで、お焼香が終われば、通夜の食事の席に通されていました、そうでないと、会場が人であふれてしまうからです。参列者が、100名などというのは当たり前で、中には、1000人を超すような社葬のような葬儀もございました。お焼香が終わるまで導師は、読経を終われないので、一時間以上読経を勤めることもありました。今思えば、懐かしい思い出になってしまいました。また、1000人を超すような、葬儀が復活するのでしょうか?コロナ禍前からですが、街では、家族葬専門という看板をかかげる葬儀社さんが多く見られます。なんとなく、費用が安く済むようなイメージがあるからでしょうか?私の母の時の通夜葬儀も多くのお参りが来て下さって、有難かったです。お寺は、特に、参列者が多く、私も終わった後は、身も心もクタクタでした。通夜・葬儀を出す大変さを味わった世代の方が、子供さんたちに、苦労はかけたくないと、家族だけで見送ってくれと遺言するのも分かる気がします。あれから、10年、コロナ禍もあり、お寺をとりまく環境は、大きく変わりました。家族葬儀が主流となり、一般葬儀の方が珍しいことになりました。お墓も、永代供養墓、樹木葬などが主流です。さて、この先、10年後は、どうなっていくのでしょうか。ますます、どう生きるべきなのか悩み苦しむ方が多くなると思います。心療内科の先生も今後も大忙しだと思います。怪しいと言ってはいけないのかもしれませんが、ますます、いろいろな宗教が流行りますよ。先日、書かせて頂いたとおり、五木寛之先生がおっしゃっていた、人間、いつか死ぬことに悩んでない、それよりも、今をどう生きるべきなのかを悩んでいるのです。確かに、法話会に参加して下さる方は、ずいぶん、多くなりました。有難いことです。


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母の命日

2023-08-29 20:32:00 | 日記
今日は、母の10年目の命日でしたので、父、子供、孫で集まり、法要を勤めました。私は、母が亡くなり三回忌位までは、写真を見る事が出来ませんでした。最近は、ようやく、涙が出なくなったと思ったのですが、懐かしい写真を見ると、読経中も、息が詰まってしまいました。



母の部屋は、今もそのまま、いつも、ここに座って、テレビを見ていたね。と、みんなが、話すのを聞くと、また、思い出して、泣けてきました。10年前の今日の私は、悲しんでいる余裕はなく、通夜、葬儀の準備に追われて、何とか、通夜葬儀が終わった時には、身も心もボロボロになって、精神的にも不安定になりました。不眠症にもなり、しばらく、睡眠薬を飲まないと眠れなくなりました、そして、もう、49日の準備をしなければならず、体の不調は続きました。そして、相続の手続きやら、やらなければならない事が多すぎて、心が限界でした。そんな時、私を救ってくれたのが、浄土真宗の教えと、登山を始めた事でした。今では、良き思い出ですが、あの頃の自分は、よく頑張っていたと思います。

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