ここ数日は天気の変化が激しく、昨日の晴れから一転して今日は冷たい雨が降っております。
「言葉は刃物ぞ。気を付けて使え。」
最近私が観続けている、ドラマの登場人物が上記のセリフを喋っておりました。
これは怒りに身を任せて、自分に向かって暴言を吐いた相手の事を戒めたセリフです。私はどこか傷ついたような表情で、ドラマの登場人物が喋っていた、このセリフがとても印象に残っております。
言葉は使う人の心次第ですが、時には刃物の様に誰かを傷つけることになりかねません。
悲しいことに、私たちが何気なく使った言葉によって、誰かの心を締め付けてしまう事が今も珍しくはないのです。
言葉を発する前に、「自分の言葉で誰かを傷つけてはいないだろうか」と一旦立ち止まる自省の心、思いやりのお心を持つ大切さを、私は改めて気づかされました。
副住職より