ひそかにおもんみれば、難思(なんじ)の弘誓(ぐぜい)は難度海(なんどかい)を度(ど)する大船(だいせん)現代語訳 私、親鸞は、心をひそめてよくよく思いをめぐらしてみると、思いはかることのできない広大な阿弥陀如来の誓願は、渡ることが難しい迷いの海を、お浄土へと渡してくださる大きな船でございます。
親鸞聖人の主著「教行信証」は、上記のお言葉で始まります。私は、この総序とよばれる箇所を拝読するたびに、なぜか、目頭が熱くなるのであります。阿弥陀如来は、お浄土にお救いくださる大きな船であるとお示し下さるのです。この度の個別墓地には、写真のように、私が筆で書かせて頂きました一本線で、阿弥陀如来の大船をデザインしております。sinceは、私の好きなみうらじゅんさんが、TBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』にゲスト出演された時、sinceについての持論が、大変、面白くて採用させて頂きました。みうらじゅんさんは、仏教に対して大変お詳しい方であります。