Romarin フランスの草の根となって

住み始めた時は腹がたち、住み慣れると離れがたいフランスにすみ、45年の年月がたちました。日々のことなど綴ります。

爆弾仕掛け事件

2005年11月16日 | 生活
わが町の飛行場で、先週の金曜日に爆弾を仕掛けたという電話が入り、
事態を深刻に受け止めた当局は、乗客2500人を退避させ、
25台の飛行機が運航を見合わせ、厳しい警戒態勢をしきました。

今日の新聞で、実は「愛の物語だった」ことが判明。

18歳の少女が母親がアフリカから帰ってくる前の日にボーイフレンドと
一晩過ごしたが、もう少し一緒に過ごしたい。
母親がアフリカから帰ってくるのを少し遅らすために、空港に
このような電話をした。
「わたしの兄が、空港に爆弾を仕掛け、あと一時間後に爆破する、
と言っているのを聞いた」と。
その電話は番号が隠されていたので、当局は重く見たようです。

この爆弾騒ぎにかかったお金は100万ユーロ。

この少女には禁錮1年の刑が下されました。
裁判では泣き通しだったとか。

数時間を恋人と一緒にいたいが為のこのシナリオはいったい
どこから出てきたことか、このフランス中がぴりぴりしている
ときになぜこんなことをしたのかと、記者は書いています。