Romarin フランスの草の根となって

住み始めた時は腹がたち、住み慣れると離れがたいフランスにすみ、45年の年月がたちました。日々のことなど綴ります。

最近ちょっと気になること

2011年02月20日 | 生活
日曜日の朝はわが町の朝市で買い物をするのが習慣となっている。
教会広場に肉、八百屋、魚屋、チーズ屋など、日常の食生活の
物を売っている。
八百屋などは、自分の土地で作ったものを売るお百姓さんたちの店が
数々ある。ちょっとひん曲がったにんじんや、形の悪いりんごなどが
あるが、新鮮さは抜群である。

小さい広場ながら、4列所狭しとお店が出ている。

ところがこの1,2ヶ月、なんだか店が少なくなってきた。
八百屋がグット減ってきたのだ。

その代わりに洋服やなべなどを売る店が多くなり、新鮮な朝市の
イメージがなくなってきた感がある。

この朝市ではスーパーマーケットでは味わえない会話がある。

  いつもは8時頃に行くのに、今朝は10時過ぎになってしまった。
  肉屋のおじさん・・・「マダムが来たら朝ごはんを食べようと思って待っていたんですよ。やっ          と食べられる!」
  八百屋のおばさん・・・「この2週間いらっしゃいませんでしたね。病気だったんですか?」

などなど。機知に飛んだ会話がパンパン飛び出したりする。

こういう人間的交流をできる場がずっと維持されて欲しいと切実に願う。

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