社労士(社会保険労務士)さんのひとり言

社会保険労務士ブログは早く卒業して、グルメブログにしたいものです。

行列の出来たハローワーク。

2006年04月03日 19時44分05秒 | Weblog
 朝一。ハローワークに行き、離職票の用紙を持って帰る。大量解雇のため、用紙が必要となったためだ。

 会社に、その離職票の用紙を持って行く。

 労働基準監督署。「くりみい」さんから預かった労災保険加入の書類を提出。雇用保険に比べると、楽である。労災保険加入には添付書類がなくて済む。雇用保険には、添付書類がけっこう必要になる。
 
 高年齢雇用開発協会へ。継続雇用の助成金の五回目提出。二回目以降の担当者が変わったとか・・・。と言っても、以前から、となりにいた男性なんだけど・・・。4月になると、仕事に慣れていない担当者が増える。そのため、書類処理に時間がかかる。それでも、優しいふりをした私は、にこやかにチェックが終わるのを待つ。

 昼食後。大量解雇の書類が出来た・・・と電話。すぐに取りに行く。離職票は金券だから。お金に替る書類だから。早めに処理するに限る。

 労働保険事務組合の印を押し、事務所=家に帰る。そこから歩いてハローワークへ。

 多分、処理待ちの人数が多いだろう・・・と思ったが・・・。多いと言うよりめちゃくちゃ多い。10人近くが待っていた。それでも待つ事にする。解雇される従業員にとっては、一刻も早くお金をもらいたい・・・と言うのが本音であろう。実際、事業主さんから、その旨、重々頼まれた・・・。

 一時間少しで、ハローワークの処理終了。一件だけは、短時間以外で資格取得していたが実際はパートだったので、区分変更と雇用契約書が必要になった。その旨、会社に電話した上、書類を持って行く。

 今、現在は・・・。請求書作成中・・・。

人間は感情の動物。数字では割り切れない。

2006年04月03日 19時10分03秒 | Weblog
 「goo-futac」さん。「数字的能力は必要でしょう。最低限の・・・。」に関するコメント、ありがとうございます。

 私は、数字的感覚は、必需だと思っています。そうでないと、いろんなアドバイスは出来ないでしょう。また、自分の事務所維持には必要不可欠ですね。

 ただ、私は、社会保険労務士は「人間を相手にする士業」だと思っています。

 お金を相手にするのが税理士さん。法律で割り切るのが弁護士さん。しかし、人間そのものを扱うのが社会保険労務士だと思っています。

 人間は感情的な動物です。生命維持のためのみに生きているのではありません。いろんな感情、生きがい、信念。それらを背負う生物です。

 それゆえに、社会保険労務士になる方には、いろんな経験をしていただきたいと思います。(私も含めて。)

 数字的能力は必要。最低限は必要です。

 しかし、本当に必要なのは、人の気持ちを理解し、より良い回答を導こうとする意欲。使命感。そして自分も含めた向上心だと思うのです。

数字的能力は必要でしょう。最低限の・・・。

2006年04月03日 07時49分33秒 | Weblog
 え~。「鍵の花」さんより質問が来ましたので、私なりの答を書きます。あくまで、私の考え方ですので、これが一般論と思わないでくださいね。

>ずっと気になっている事があるのですが、数字に弱い人、数字が苦手な人は社労士には向かないものなのでしょうか?

 数字的能力は必要でしょう。ただし、最低限のもので充分でしょう。

 私は、社会保険労務士に必要な資質とは何か?と問われたら、「書く能力」「聞く能力」「話す能力」「算数の能力」「交渉の能力」と答えます。

 その内、一つでも二つでも一流であればいい。他は、最低限でもかまわないと思っています。(全部、一流なら最高ですね。)

 「書く能力」・・・本を書く。提案書を書く。記事を書く。
 「聞く能力」・・・悩みを聞く。
 「話す能力」・・・講師になる。人に自分の意見を話す。
 「算数の能力」・・・決算書がわかる。最低の会計がわかる。(数学でないのに注意。)
 「交渉の能力」・・・事業主との交渉。従業員との交渉。役所との交渉。

 また、社会保険労務士と他士業との大きな差は・・・。社会保険労務士は前職を引く・・・と言うことだと考えています。営業職なら営業型の。総務職なら総務型の社会保険労務士になる。

 つまり、いろいろな能力を持った人間が集まり得る士業なのです。

 私の結論。数字的能力は最低限でいい。その他の能力で充分カバー可能。今の職業で得たものも、無駄にならないのが社会保険労務士です。