釣りキチは釣り。久しぶりに天気なので、布団を干した。天気だけれど寒い。風が冷たい。用事を済ませて、コタツの中で、「向田邦子の遺言」と言う本を読んだ。先日用足しのついでにブックオフで見つけた本だ。向田邦子の本は、ブックオフでも結構な値段がついている。それだけ人気があるんだと思った。
遺言は妹さんが本にしたものでした。数多くのドラマの中にも、三人姉妹の話が殆どですが、実際三人姉妹とお兄さんが一人居たようです。
向田邦子が飛行機事故で亡くなったのは51~2歳位の時で、亡くなってからもう30年近くも経っているんだなぁ~。
向田邦子は”どこで命を終るのも運です。体を無理したり、仕事を休んだりして、骨を拾いにくることはありません。-仲良く暮らして下さい。お母さんを大切にして、私の分も長生きすること。”と遺言を残していました。普通、元気なら余程でないと、遺言を残したりはしませんが、40代の頃に乳癌を手術して、その輸血の為に、肝炎を併発していたようでした。だから常に”死”と向き合っていたのかも知れません。
死を予感していたような、言葉を残して・・・・