こんにちは
そろそろ新月で、お月様も見えなくなりました。
夜になるとオレンジ色の火星が毎日見えていますが、火星はどんな星なのか好奇心で一杯です。
その火星の探査機の名称は 「マーズ・サイエンス・ラボラトリー」
愛称が”キュリオシティ(好奇心)”と命名されて、2012.8.5地球を出発したお話です。
昨夜、BSNHK、Tv番組 ”コスミックフロント”にすっかり魅了されて、デジカメで写しました。画像はTVの画像です。
人類の夢である「地球の他にも、生物がいる?」と言う願望で数々の火星ロケットが打ち上げられました。
火星探査機の歴史
2012.8.5日NASAが火星に キュリオシティを打ち上げ、2012.8.6無事に火星に軟着陸しました。
着陸した火星の地点
地球と火星の距離は2億6千万km離れていて、地球からのキュリオシティへの指令の電波が届く時間は15分。
そして、キュリオシティからの映像が地球に届くのが15分。火星からの映像写真です。それにしても、人は凄い!
火星は、肉眼で見ても、オレンジ色の惑星ですが、地表は酸化していて、生物が居るんでしょうか?
生物が住める環境には、3つの要素が必要不可欠です。
①液体の水 ②エネルギー原 ③有機物
∴①水について
火星には以前 水が流れていた形跡が見つかりました。地球の川の側にある小石と同じ様な石があった。
なので、川が流れていた後ではないかと思われる。
その川は、湖に流れ、湾の後を見つけ ”イエローナイフ湾”と命名されました。
∴②エネルギー原について
火星にドリルで穴を開け、内部のグレーの砂状の物質を調査した。火星の内部は酸化されていない事が判明した。
結果、地表と、深い地面の物質の差から、電池の+-と同じ様に、エネルギーを作ることが出来るとされた。
∴③最後の有機物はどうでしょうか?
大きな石を砕いて物質を分析しました。
採取した物質を沸騰させると
クロロメタンが残りました。
科学者は、クロロメタンだけでは、有機物は出来ないと判断しましたが、
他の博士の意見では、他の物質もあっても、沸騰した時に、一緒に無くなってしまい、クロロメタンだけ残るのではないか?
丁度その頃、キュリオシティの主コンピューターAに不具合が起こり、このまま役に立たないで、火星に留まってしまうのか。
その時、もうすぐ、火星と地球の間に太陽が入ってしまい、太陽風が、電波の邪魔をする環境になってしまいます。
NASAは、決死の覚悟でコンピューターAの電源を切り、予備のコンピューターBのスイッチを入れました。
地球の操作がキュリオシティに上手く届いて欲しいとの願望は、果たして届くのでしょうか?
その後、無事にオーストラリアで、画像が受信できました。
そして、いまでも、
キュリオシティは火星探査を続けているのでしょうか?
夜空を見上げた火星には、まだキュリオシティが探査していると思うと、嬉しいです